豆坊主

主にポップカルチャー

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最近の記事

2021年のベスト(映画、ドラマ編)

本当は2021年中にアップしたかったが、大晦日に高熱を出してしまったため、このタイミングでの備忘録。映画は、相変わらず劇場で見る機会が減り、配信作品を中心に見る生活にシフトしたため、本来の映画的魅力を理解していない人間によるラインナップであることは否めない。 映画ベスト5⑤ドントルックアップ オールスターキャスト、しかも全員嬉々として演じているあたりの抜けの良さと、テンポの良いコメディ編集が覆い隠し切れていない切実した怒り。NYのリベラルな知性派が提示するコメディとして誠

    • 2021年のベスト(音楽編)

      K-POP(というよりほぼBTSだが)が日本国内でかつてない広がりを見せ、YOASOBIがレゲトン曲を紅白歌合戦で披露し、GQ MEN OF THE YEARに選ばれたLEXとJP THE WAVYがUSのフロウを日本語に落とし込んだ曲をラップする。きっと少しずつ境界線は曖昧になっていっている。そのきっかけはやっぱりceroだったと、STARS ON岡山でのライブを見てそう思った。 ベスト5ソング⑤ Baby Keem,Kendrick Lamar / family tie

      • 2021年のベスト(買い物編)

        資本主義の限界が叫ばれても、SDGsという言葉をメディアで異常に見かけるようになっても、私は買い物し続けたし、それで豊かな気持ちになったので、備忘録としてここに残す。 NIKE LDワッフル x sacai x アンダーカバー 愛を今胸に抱いて思い出すNIKEの黄色。©️小袋成彬 sacaiとのコラボ、3年ほどこまめにずっと狙っていて、全敗だったのだけれど、今回やっと購入できた。デザインがデザインなので、結構周りに声をかけられるが、sacaiやundercoverを普段着

        • 現代を生きる私たちの話「花束みたいな恋をした」

          スポイラーあり 『花束みたいな恋をした(以下、花束)』は一般的に脚本家である坂元裕二の作品だ。職人的作家である土井裕泰が監督というところも大きいが、この映画を見た人なら誰もが思う坂元脚本の特徴によって、この映画は坂元裕二のものとしている。その特徴は主に3つ、固有名詞、モノローグ、手紙である。 二人のモノローグ一般的な映像作品の脚本において、モノローグは多用すると途端に作品としてのキレが悪くなる。ましてや、二人以上のモノローグとなると、鈍重な話運びに加えテレパシーのような会

          2020年のベスト(音楽編)

          駄文をぽちぽち打つのも飽きたので、リストだけ。

          2020年のベスト(音楽編)

          2020年のベスト(映画、ドラマ編)

          コロナ禍に一番影響受けたエンターテイメントって映画で間違いなさそう。配信に切り替えた傑作が今年だけでたくさんあるもの。そうすると益々映画館に行かなくなって、体当たりで見る糞映画がなくなってしまう。だから今年は良作しか見てない。良作しか見てない人のランキングはつまらないから、来年はたくさん映画見る。ドラマより映画。(ちなみに年の当初から楽しみにしていたはちどりはまだ見れていない) フォードVSフェラーリ日本の映画館がまだ通常運転だった頃に上映されていた作品。物語的にも前時代的

          2020年のベスト(映画、ドラマ編)

          2020年のベスト(買い物編)

          今年も色々買い物をした。それなりにお金を自由に扱える年齢になってしまったせいで、たくさんお金を使ってしまった。一度も袖を通さず捨てた服とかもあった。言い訳ではないが、そういう無駄遣いの果てに、それなりにいい買い物したなと思えるものもあったので、今年買ってよかったものをまとめます。 (100年ドラえもんは、どこでもドア本棚がまだ届いていないので対象外) DIGAWEL L PURSE (CAMEL)18歳から使い続けているL PURSE。3代目のL PURSEは初めてカーフレ

          2020年のベスト(買い物編)