初夏の病と気功術/お久しぶりです
暫くnoteから離れてしまっていたのは、決して五月だからではないのであります。なんやかんやと忙しかった気がする。中弛みしていたわけではない。心構えは立派に生きているのだから。
「あと5分だけ」と二度寝した時に、6キロ越えのオスネコが寝床から徒歩3秒の私の寝床へ不法侵入をしただけでなく、足元で寛ぎはじめたので、思いがけず深い入眠へ誘われた。新手の犯罪に巻き込まれた可哀想なわたし。そんな感じである。
察するに、やはり五月病であったかもしれない。断言しないのは私の心構えだけは立派という点を買っているからで、何も成し遂げてはいない。
そういえば、父と鳥山明先生の話になったときに興味深い話しを聞いて、一層惜しい人が亡くなったと悔しくなったことがある。
父は自分で漫画を描ける人だ。自分の結婚式の招待状や当日配るあれこれも全て自作した。とんでもなく可愛くて面白い漫画付きだ。もちろん漫画を中心に絵が大好きな少年時代だった。
そんな父に言わせると、鳥山明先生が現れるまでの少年漫画は超人が超能力的な技で戦うなどの実態の見えない闘い方だったらしい。しかし、先生の登場で読者も震えたのだ。きっと丹田に力を込めて修行した子どもはごまんといたはずだ。
「気功術」は実在する。技のトリックが読者にも分かる超人たち。そんな、『もしかしたら努力次第で出来るようになるかもしれない』闘い方をするヒーローはドラゴンボールが初めてらしい。
わたしも『気功』を心得てカメハメハなどと言いながら、この不安定な『気候』をどうにか吹き飛ばしたい。ついでに眠気も。
まずは、亀仙人を探すところから始めたい。果たしてどこに住んでいるのか、遠い親戚に違いない近所の湖に住む亀に聞いてみるとする。
そういうわけで、今日からエッセイ投稿を毎日やってみることにします。
ショートエッセイになるけれど、継続は力なりといいますし、チリも積もれば山となるらしいので。
まあ、本音を言うと積もらせるならチリではなく一万円札とか恋心とかがいいなと常々思っています。
部屋を見渡し、四隅に積もるチリを見つめて。
それでは皆さんまた明日。