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ドキュメンタリーはアートとログの両方の要素があるのかも

こんにちは、鴨井です。
今回も映像制作について書いていこうと思います。

動画と一言でいっても、ジャンルは本当に多岐にわたります。バラエティ、音楽、ニュース、アニメなど様々な種類があります。ジャンルがたくさんあるからこそ、映像制作会社やチームごとに得意分野も異なります。例えば、自分はテレビ業界で働いていましたが、東京にはバラエティ番組に強い制作会社もあれば、報道番組に強い制作会社もありました。自分が所属していた制作会社は報道番組を得意とする会社でしたね。

これは、個人で映像制作を行う方にも当てはまります。自分にも得意なジャンルと苦手なジャンルがあると感じていて、最近それを改めて整理しました。その結果、自分の得意ジャンルはドキュメンタリーではないかと考えました。

報道番組に携わっていた経験もあり、事実をログとして残すことには自信があります。写真においても、アート作品として展示するような写真よりも、活動の様子を記録する写真の方が得意です。

しかし、動画を撮る際には、単に記録としての撮影にとどまらず、それを作品として完成させることも意識しています。つまり、映像の美しさや演出にこだわりメッセージ性を持たせるアートの要素と、現実の出来事を記録するログの要素を組み合わせるのが自分のスタイルだと気づきました。

このように考えると、自分の得意とするジャンルはドキュメンタリーに近いのではないかと思うようになりました。そのスタイルが一番表れているのが、こちらの古民家のリノベーションについてのインタビュー動画です。

この動画はインタビュー形式で、リノベーション前の建物の様子や内装デザインを担当したデザイナーの想いを動画にしています。単なるログとしての動画としてはシネマティックな表現も取り入れていますし、アート作品と言うにはインタビューがメインの構成になっています。まさにログとアートが合わさった動画と言えると思います。このように、伝えたい情報を丁寧に整理することと、美しい映像を撮りたいという気持ちが組み合わさって、それが自分のスタイルになっていると感じます。

視聴者に考えや感動を伝えるために、自分の「アート」と「ログ」の両方の要素を取り入れるスタイルを活かしつつ、これからも視覚的にも内容的にも深みのある動画を作っていきたいなと思います。

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