(備忘録)田辺朔郎の右手
田辺朔郎が右手を負傷し、左手だけで論文「琵琶湖疏水の計画について」を作成し提出したというのは有名なエピソードなのですが、ケガをした経緯についてブレがあるので、文献の備忘録と考察を保管しておきます。
(一次資料・二次資料)T2:「田辺朔郎博士60年史」 西川 正治郎
「博士は実地に於ける試験の際、右手を機械に打ち付けたため、骨膜を傷つけ後には右腕の自由をも欠くに至ったのである。・・・中略・・・なに、おなじ困難をするのなら、左の手一本でやってのける方が、話の種にもなってよいか