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心肺蘇生法、講演しました。

地域でよりよく生きるために健康に関する情報は欠かせません。
重要な健康情報を届けるために大切な活動の1つです。

企画する上で、
「なんで今、心肺蘇生法ですか?」
「昔やったんですけどねー」
なんて声もありましたが、、それはアカンっ!てことで決行しました。

心肺蘇生法を繰り返す学ぶ必要がある3つの理由。(健の理論)

①心肺停止初期対応で最も重要、だからやる。
結局、倒れている患者で一番ヤバいものは心停止。だからすぐに心臓マッサージをして身体中に血液を循環させておくことが大事なわけです。後述する世界的な基準と言われるAHA(American Heart Association)のBasic Life Supportの改定でもどんどん心臓マッサージの重要性が高まっています。
と言うことで、みなさん心臓揉んで大丈夫なの、、と思うかもしれませんが、ダメな時は倒れている人が拒否してくれます。なのでまず意識なし、呼吸が微妙(死戦期呼吸と言って死ぬ前の呼吸でも心臓マッサージをしなさいと改定されています)でもひとまず心臓マッサージをすることが大事なのです。

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②医療者でも忘れる、だから繰り返す。
病院でも繰り返し講習会が開催されます。
1度受けたからいいよね、医師・看護師だからいいよね、じゃなく。
病院内でも急変対応に弱い病棟だとてんやわんやになるのも現状。
そういう病棟だと「あれとって!」「最初の情報誰持ってんの!?」「邪魔だからどいて!」「酸素繋いでよ!」など現場は荒れることもしばしば。。
だから、シミュレーションや練習を繰り返すわけですよね、避難訓練のように。
逆に言えば、病棟と言いましたが急変対応に慣れていない医者やスタッフでも同じようなことが起こり得ます。
なので、野球で言う素振りのような感覚で学び直す必要があります。

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③5年に1度更新される、だから学び直す。
僕らは何となく心肺蘇生をやるのではなく、世界的な基準とされるAHAのBLS/ACLSコースに則って学習しています。(https://international.heart.org/ja/our-courses/basic-life-support)
そのコースは約5年に1度は改定されるので、医療者は必ず確認している(!?)はずの内容です。
PUSHプロジェクト(http://cc-resus.com/push/project/)のような活動があったり、千葉でも行われているようですね。(https://www.facebook.com/chiba.push/
なので、定期的に正しい情報を理解することが重要なのです!!

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と言うことで、僕らの講演、一応好評だったようです。
おそらく全国各地域ごとに必要とされる医療情報の違いはあれど、地域にあった医療情報を提供し続けることも重要かなと思っています。
南房総は高齢地域なので人生会議と言われ話題になった「Advance Care Planning」についてもやってみようかと思います。

今回の開催にあたり、鴨川青年会議所の皆様に多大なる後援をいただきました。今後も地域の活動とコラボレーションして、このnoteや地域向け講演などの機会に地域医療のリアルを発信できたらと思います!

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