35〜36/50 釜石から宮崎まで
5月2日、天気は晴れましたが、風がかなり強いです。釜石駅近くにコンビニを見つけたので、そこで朝食の買い出しを行いつつ朝ウォーキング。
今年になって、交通インフラがだいぶ整備されてきたことがわかります。
7時43分発の盛行きに乗車。イベント対応の列車みたいですね。
内装もこんなふうにおしゃれです。旅行する人のほか地元の人も乗って、大体ボックスに1人ないし2人で発車。
どこの駅に行っても、震災があったということを思い出すような景色があります。
盛駅に着く手前で、岩手開発鉄道の貨物列車を見ることができました。だいぶ昔ですが1日に往復の旅客列車が走っており、廃止になる前に乗っています。
45分ほどで終点の盛に到着。観光客とおぼしき人たちは、BRTへ向かうようです。自分も当初はBRTを乗り継いで石巻まで行き、仙石東北ラインで仙台という予定を組んでいましたが、なんとなく思うところがあって盛駅からトヨタレンタカーに変更しました。
四年ぶりに陸前高田にやってきました。
前回はBRTに乗って通過しただけですが、前回と比べて、幹線道路の整備が一区切りしたのと、奇跡の一本松(写真の右側に見られます)を見に行くための駐車場設備が充実しており、それを見に行く観光客(外国人も多い)がかなり多くいました。
とはいえ、もともとの市街地は相変わらずの更地のままです。そこは様々な権利とかもあって複雑なのでしょうけど。
市街地から離れた高台の所には、そこそこ住宅が建設されており、道路もきれいになり、多少は街並みとしての賑やかさを取り戻してはいるものの、8年経過しているのにまだここまでなのか?という思いもよぎります。
まだまだ時間がかかるのでしょうね。
唐桑半島に足を伸ばしてみました。
強風で松の幹ごとぐらぐら揺れています。
それこそ荒々しい海岸線が見て取れます。
その後ふと気仙沼と大島の間に橋が架かったというニュースを思い出したので、行ってみました。
今までフェリーでしか行けなかったのが陸続きになったことで、一気に便利になったと思います。
しかし帰りは、予想以上の大渋滞、抜けるのに45分ぐらいかかりました。
市街地も各所で渋滞しており、かなり観光客が流れ込んでいることが予想されます。つまり、食事にありつける確率かなり低いと考えて、一気に一関を目指します。
途中の千厩あたりでスーパーを見つけたので、そこに入って食料を調達しました。
680円のお寿司と、70円のめかぶ、291円のホヤ(海水入りのビニール袋に100g)で、早速いただきます。
こうやって食べると、全然ホヤに対する抵抗感ってないんですよ。
順調に一ノ関駅まで来て、車を返却、新幹線に乗って仙台に向かいます。仙台までは指定席も充分余裕がありました。たくさん振り込む人を横目に在来線乗り場へ向かいます。
仙台空港アクセス線に乗ります。駅と空港が直結しているので、昔のバス連絡に比べると相当便利になりました。仙台駅からは25分です。ただ650円もするのは少々高いかな?
駅の階段のところに、東日本大震災の時に津波がここまで来たという線がありましたが、え?3M?、確かに飛行機が流され、全員の上に避難している映像を見た記憶もありますが、本当に恐ろしくなります。
ここから伊丹空港へ向かいます。ひどい空港ですが、バッテリーを充電するところが見当たらなかったのでそこを考慮した方がいいかもしれません。
離陸してしばらくすると、ササニシキを作っている田んぼに水が満たされて輝いているのが見えてきます。秋になれば一面が黄金色になるのでしょうね。
進行方向の左側に富士山がくっきり見えてきました。自分の座っているのがクラスJの1人席だったので、反対側の座席の人に声をかけて、お手洗いに行ってる間自由に撮影してくださいねと言っておきました。良い写真が撮れましたとお礼を言っていただきました(^^)
空港に着陸する頃には、すっかり夜景モードになっています。画面の真ん中付近に大阪城が見られます。
伊丹空港に着陸しましたが、さらに宮崎空港へ向けて飛び立ちます。さすがに着陸直前まで爆睡でした。
今日の宮崎空港に最後に着陸する飛行機でした。
JR宮崎駅へ向かう列車もこれが最終1つ前の列車です。特急列車ですが、宮崎までは普通乗車券で乗ることができます。かなり混んでいますが、1号車はグリーン車と自由席の混在なので乗ってくる人が少なく穴場です。
少しダイヤの乱れもあって、21時40分ごろに宮崎駅へ到着。駅近くのホテルに入り、あらかじめ調べておいたお店をすぐに見つけることができたのでそこで遅い夕食としました。
名物の地鶏の炭火焼(ハーフ)
あと、冷汁をいただきました。宮崎にくると毎回この二つは定番です。