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お茶の木の仕立て

今日はお茶畑について書いてみたいと思います。

農薬・肥料を使わない育て方をしています。もちろん痩せた土では良いものは出来ません。そこで自然の力を生かして土が肥えていく方へ導くというのが仕事になります。

草が生える事で、土が柔らかくなり、その根に菌がつくことで、肥えた土になっていきます。人間の腸の働きと似ている部分が多いなと感じます。

人間の体も体に刺激が入る事で、それに適応して必要な体力を維持しようとします。その逆に、体を使わなければ衰えます。必要ないものはカットしようとしますし、非常に効率的に働いています。

植物も似ていて、外部からの刺激で成長ホルモンが分泌されます。具体的に言うと、風が通り、他の木や植物とふれあう刺激で成長ホルモンが文筆されます。

ですので、より草が生えるように日当たりや、風の抜けを考えて枝の密集していない仕立てをしています。

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向こう側が見えるくらい透けていますね。仕立てとしては珍しい仕立てです(^^)

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