スギナ

最近みかのはラジオではスギナが話題沸騰です。今日はそんなスギナにスポットを当ててみたいと思います(^^)

スギナは、地下茎と言われる地中に張り巡らすように根を張る植物で、畑をやっている人からは忌み嫌われている草です。画像はウィキペディアより。

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今回はその嫌われているスギナとはどんなものなのか?に注目したいと思います。

スギナは、実はかなり特殊な植物で、根は酸性で、地上部はアルカリ性という特異体質なのです。
もう少し解説しますと、スギナの葉には多くのカルシウムが含まれており、これらが枯れて土壌に戻ると、土をアルカリ性にします。
根は酸性土壌に適正を持っているので、酸性の土壌に生えて来て、土を弱アルカリ性にしてくれる働きがあるという事です。
(詳しくは、岡本よりたか著 「無肥料栽培を実現する本」をご参照ください)

https://www.amazon.co.jp/dp/4865461531/ref=cm_sw_r_cp_apa_glc_i_FP4NZMKJH1FNKHHCT07C

つまりスギナが生えてくるという事は、土が酸性土壌に傾いているというサインであり、その酸性土壌を弱アルカリ性に変えていくために、土が生やしているのがスギナであるという事です。

野菜は弱アルカリ性土壌で育ちやすいものが多いので、本来働きを知ればスギナは有難いものであるはずですが、敵対視して取り除きます。
取り除く事で、酸性土壌は変わらず酸性土壌であるので、そのためスギナを生やします。
またそれを取り除き、…というやり取りを延々繰り返しているという訳です。
これを打開するためには、全ては自分でやって自分で苦しんでるだけであるという姿勢が必要だなと感じています。

スギナ茶としての薬用も高く、漢方やヨーロッパでも民間薬として古くから利用されています。

このように知ればずいぶん役に立つ存在なんだとも気づきますし、敵だと思って見ればそのようにも見えます。つまり自分の見方次第で、どのようにも見えてしまう。ここが面白いところですね😃

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