政治家になる 私の兄 第5話「飲める飲めない問題」

私の兄「神沢かずたか」が、4月16日告示の豊島区長選挙に挑戦する予定です。3人兄弟の末っ子の私と、長男の兄の思い出を語っていこうと思います。

飲まないではなく、

突然ですが私は酒を飲みません。ここ3年近く、本当に一滴たりとも飲まずに生きていました。コロナで人と会う機会が減ったとか、健康に気をつけるようになったとか、そういった理由はゼロで、単純にアルコールの味が好きじゃないのです。どんな酒なら美味しい?」と聞かれた時は必ず「なるべく甘いもの」と答えます。美味しいと思ったことは一度もないのですが、甘ければ甘いほどお酒っぽくないのでそう答えています。ジュースみたいなお酒や、牛乳で割るタイプのお酒からアルコールを引き算してくださったらそれが美味しいです。


強いということではなく、

一方で、私の兄、かずたかは普通にお酒を飲みます。嗜む程度、というやつです。自分が全く飲まないと興味も湧かず、したがって知識もないのですが兄は多分ビールが一番好きです。次いで、焼酎やウイスキーが好きでハイボールをよく飲んでいます。ハイボールは焼酎を炭酸で割ったもの、と思っていますがこの認識は合っているでしょうか? ワインも好きな様子で、日本酒はあまり飲みません。


Don't 法律違反

因みに、果実のジュースを発酵させてお酒にすることはとても簡単な作業なのですが、アルコール度数のないジュースを発酵させて1%以上のお酒にしたり、作ったものを売ったりすると法律違反になるそうなので、お酒造りをする際にはお気をつけ下さい。放置しておいたジュースがいつの間にか発酵していた。ということもままあるそうです。


もうひとつ

兄は酒を飲み、弟は下戸というか流行りの言い方をすると「ソバーキュリアス(注1)」。同じ親から生まれて同じ家に育ったのに不思議だなと、我が事ながらに思います。しかも、兄と私はもう一つ飲む飲まないがはっきりと分かれているものがあります。それはカフェインを含む飲料です。

ソバーキュリアスとは?
 2019年頃の欧米で生まれた概念で、お酒を飲まずにシラフでいることを楽しむライフスタイルを指します。ルビー・ウォリントンによって2018年(日本では2021年)に出版された『飲まない生き方 ソバーキュリアス』という本が注目を浴び、いま日本でも話題になっています。

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キャラ作りなのでは?

私はほぼ毎日コーヒーを飲んでいます。飲まない日が丸一日あると離脱症状で軽い頭痛がするくらいに、カフェインを摂取しています。エナジードリンクの類には手を出さないよう心がけていますが、お酒と違ってジュースやスポーツドリンクなどは好きなので、誰かからプレゼントされるような機会があった時には遠慮なく飲んでいます。一方で兄はコーヒーどころか、紅茶や烏龍茶ですら飲むとすぐに気持ちが悪くなってしまうらしく、一緒にランチなどに行くとセットメニューが頼めません。大概、セットのドリンクはコーヒーか紅茶、あっても烏龍茶ですので。その上最近ではカフェインが入っていないはずの麦茶ですら「なんか気持ち悪くなっちゃって飲めない」と言い出しました。ほんまかいな、と懐疑的です。どこかでこっそり麦茶を飲ませてみようかしら。


いっそ飲めなければ

そんな兄ですが、最近は殆どお酒を飲んではいないようです。理由は当然今回の選挙でしょう。一方で、私は今年既に5、6回はお酒を飲んでおります。理由は今回の選挙で友人知人が増えたからです。「お疲れさま、一杯飲もうよ!」と笑顔で言われると、心が痛んで断れません。満面の笑みで「うまいねえ!」と言われるたび、「うふふふん」みたいな、曖昧な笑みで誤魔化しています。早く来い来い投開票日。


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