キャプテンをして苦しんだこと、それ以上に学べたこと。
今日は、部活動のキャプテンをして学んだことについて紹介していきます。
私は、中学・高校とソフトテニス部のキャプテンをしていました。
中学時代は30人以上の部員がいる中キャプテンをしていました。
高校時代は練習メニューを組んだり、レギュラーを決めたりも行う特殊な立ち位置でした。
色々な経験をしてたくさん悩んで、たくさん学ぶことができたのでそれらを紹介していきます。
内容としては、キャプテンやリーダーが一度は悩むであろう「一番上手くなくていい、一番の努力」「価値観の違い」「キャプテンだから・・・」に加えて「これらを学んで今思う事」について紹介していきます!
一番上手くなくていい、一番の努力
私は、中学時代も高校時代もずっとキャプテンをしていたソフトテニス部で二番手でした。
中学高校のソフトテニスはダブルスで、強いペアから一番手,二番手,三番手....と順番が付きます。
つまり一番上手い人たちは他に居て、その中で自分がリーダーをしていました。
そうした時に一番手の人達に「もっと声出せ」「足止まってる」などと練習中に言わないといけない立場でした。
でも相手は「俺より弱いくせに」「もっと強くなってから言えよ」などと思うんじゃないかという気持ちを心の中に秘めていました。
だから一番上手くなろう一番上手くなろうと努力しました。でもどうしても私は二番でした。
高校の部活の最後の日、部活で一番手だった人からも他の部員からも、とても感謝の言葉をもらいました。
偉そうなこと言って嫌に思われていないかと感じていたけど、今考えれば、重要なのはそこではないと思います。
私は一番上手くはなかったけど努力は全力で手を抜かずにしていました。自分がもし部員でも、「俺のが上手いのに」なんて流石に思わないです。
でも、自分のが声を出して努力をしていたのに「声出せ」と言われるのは少し違うと思いました。
だから、リーダーが一番優秀じゃなくても、一番上手じゃなくてもいいんです。一番努力したら相手にもっと自分の言葉が響くと思います。
価値観の違い
これについても、そのスポーツの超強豪校でもない限り必ずぶち当たる壁だと思います。
運動部の部員と言っても、全員が「全国大会に行きたい」「大会で優勝したい」「上手くなりたい」って思っているわけではありません。
ここで難しいのが、このように思わないことが悪なのかと言われたら、そうではないと思うのです。
部活に入る理由は、「運動を楽しみたい」「友達が作りたい」「テニスをやっていた」など色々あっていいと思うし、いい経験ができ成長できるのは何も勝ちたいと思うだけではないと思います。
ですが「楽しみたいのに、こんなにビシバシしなくて良くない?」や、逆に「なんで真剣にやっているのに遊んでるのか」といった価値観の違いが生まれて部活内の雰囲気も悪くなってしまうことがあります。
それには、とても苦しみました。どちらも悪くないこの価値観をどう調節しようか。正直今でも正解は見つかっていません。
でも一つ大切なのは、価値観を押し付けてはいけないという事です。「君も優勝したいと思いなさい」なんて言うのは流石に無理があります。
なので、それぞれがどんな価値観を持っているか知って、対応するのが大切だと思いました。
そして、なるべく互いにいろいろな人たちが協力し合えるような環境を頑張って作るのが大切だと思います。
これは、綺麗ごとだと思います。具体的にどうすれば良いのかが大切だと思います。でも、自分にはまだわかりません。
これから人の上に立つ機会がもしあれば、それを探したいと思います。
キャプテンだから・・・
あるグループや団体の代表になるという事は、「リーダーだから」「キャプテンだから」などで怒られたりすることがあると思います。
「自分は悪くないのに」「こっちの事情も知らないのに」なんて思うこともたくさんあると思います。
私もたくさん思いました。それに顧問の先生に中学の時は言い返したこともあります(笑)
これは理不尽ですが、避けられないと思います。でも経験した先に自分は学ん事があります。
なぜリーダーだから怒られるのか考えたときに「シンプルに代表だから」という考え以外にも「自分の代わりにキャプテンが怒られていると感じる時が部員の人が一番気を引き締める」というのがあるのではないかと今では思います。
それ以上に学べてよかったことは「リーダーに共感が持てる」という事です。そこでの苦しみは部活動だけでは無く団体であればほとんどのリーダーに当てはまるのではないかと感じました。
この記事を読んでくださった人にも自分の所属してる団体のリーダーはこのような気持ちを感じているのかと少し思うだけできっとそのリーダーは心が楽になり、とてもいい団体になると思います。
まとめ
今日は少し自分の短い人生の中では大きな経験と大きな学びを書かせていただきました。
新型コロナウイルスの影響で日本では様々な「価値観の違い」や「トップの人が叩かれる」といったことが現実で日本という大きな団体で起こっていると思います。
もちろん、世の中には叩かれるべきこともあると思います。私は政治には詳しくないので細かいことは言えません。
価値観を変えないといけないこともないと思います。でも、日本という団体で「協力」できたらいいなと感じました。
まだまだ、文章が書くのが下手で繋がりもしっかりしていないですが、自粛中に最大限に成長して、プラスの意味で自粛期間を少しでも捉えられるように、必ず結果を出そうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます!