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テストオープン中の大エジプト博物館に行ってきました②


前回の続きで、いよいよ大エジプト博物館の常設展示へ向かう。


きちんと一番最初の目につくところに、大体の展示内容が書いてあり感動 笑
展示場所とカラーリングを合わせた、ざっくりとした古代エジプトの年代も説明されている。

手前から奥に向かって時代が進み、左から右に「社会」「王権「信仰」て感じの展示カテゴリーで分かれている(今書きながら知った)


この常設展示、公開されている部分だけでもけっこう広い。
一番手前が一番古い年代になっていて、順路としては3つの大きな空間を蛇行しながら行き来しつつ、階数的にも下がっていくイメージだ。

一番奥までたどり着くと、そこが出口ではない!
出口は常設展示の入口と同じ部分なので、また少しづつ登るしかない。(この辺は今後オープンする部分を使って改善されるのかもしれないが)


これは…まだできてないんだろうな、という展示箇所もちらほら。でも全体的にとても見やすい計画になっている


写真の左端が階段。緩やかに下りながら進む

子どもが展示を近くで見ようとして、ガラスケースに触れようものなら「Don't touch」がすぐ近くにいる係員から飛んでくる。
自分たちが行った時は、オープン間もなくて時間的にも空いていたからか、しっかり監視に入っている印象。たまにベンチには座っている 笑


ハトシェプスト女王のひざまずく像


アメン神とムトの像、だったはず。これだけやたらボロボロで印象に残る


何気なく通路にある「当時の人々の暮らし」的な絵。中央の人物が阿部寛にしか見えないんだが…


展示はたくさんあれど、正直「あ、これ知ってる!!すごい!!」みたいなのはまだないかも。
ある程度古代エジプトが頭に入ってる人はいいけど、特に事前情報が少ない博物館なので、ガイドと回るのが楽しめそう。(ガイドツアーも高いけど!!)


階段部分の展示スペースに入る前に、チケットをかざす形の自動改札がある。その外側(エントランスの奥)は飲食系のお店やギフトショップがあり、とってもきれい。
再入場可能なので、時間に余裕があれば一度ご飯休憩を入れてもいいかもしれない

ポップなデザインでおしゃれなシティ系エジプト料理(と我が家で呼んでいる)でおなじみ「zooba」も自我を抑えた感じで入ってます。(他の店舗はもっとポップでカラフル)
オーダーを取れる端末を持ってる人間が限られているらしく、オペレーションが大変そう。これから本格的に混むぞ。がんばれ。
私はここのチーズハワウシ(薄いハンバーグをエジプトのパンで挟んで焼いたサンドイッチのようなもの)がとても好きです。

エジプト料理ぜひおためしを


スタバやおしゃれな感じのアイス店もあったが価格帯は少し高め。裏側にはBeano's Cafeも入ってたけど、気づかんて。


そしてギフトショップがおしゃれ!!規模としてはそこまで大きくないけど、おしゃれなオリジナルデザイングッズもたくさんあり、これは欲しくなる。
今までは、博物館のギフトショップもハンハリーリの上位互換みたいなところが多かったから…

なんてことだ、このきれいさ!
ついついカノプス壺(ミイラを作る時、臓器を入れていたもの)のミニチュアを買ってしまった
ツタンカーメンの墓の壁に描かれたヒヒをモチーフにしたグッズが一押しっぽくて、こちらも買ってしまった。かわいい。スカーフもあった。EGP500なり。
商品タグから察するに、エジプト女性の就労支援的側面もあるグッズっぽい。

ギフトショップの裏側にはちょっとしたコンビニみたいなものもあった。
ちらっと見たら普通にスーパーに売ってるお菓子も多かったので、お土産にするためだったらここで買わなくてもいいかな。

奥にはちょっとしたジュースもある



我らが昼食を取っている12時ごろから、段々ツアー客で込み合ってきたようだった。ピラミッド帰りかな?などと思う。
確かに暑い時期だと、帰りに寄ったら良い休憩場所になりそう。

テストオープンの段階とはいえ、楽しめた!ゆっくり展示を見たいなら、逆に今が狙い目かもしれない。
まだまだ工事中の建物やスペースもたくさんあり、全てオープンしたら1日じゃ見て回れないのではないかと思う。

在住している間に是非ともフルオープンした姿を見たいものです。

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