茶摘み日和
お茶には品種というものがあります。
代表的なのはやぶきた。
日本で一番のシェア率を誇る煎茶品種です。
私がお手伝いする砂子原茶業組合のお茶もやぶきたです。
そして我が家にあるのは、在来種。
(裏山のは不明)
在来種は木によって芽の出るタイミング、葉の形、大きさ、色も異なります。
実生ともいいます。
種から育ったお茶です。
なので、一本一本異なるのですね。
品種茶は、なんといっても芽が揃います。
なので、茶刈りをする時にきちんと刈れます。
最近は品種茶が騒がれて久しいですが、それぞれ香りの特徴や、向いたお茶作り(煎茶に向いた品種、紅茶に向いた品種など)ができます。
日本でも100種類以上あるのです。
(米に置き換えたらわかりやすいかも。コシヒカリとかあきたこまちとか、そんな感じです)
品種茶、私も気になります。
この品種だとこれを作るとどんな風になるのかなぁとか、この品種で紅茶作ってみたいなぁ…などなど。
が、植え替える余裕もなかなかないのと、あるものでやっていこうと思っているので、自分の手摘みのお茶も在来種とやぶきたでやっています。
なので、私の比較対象は在来とやぶきたしかないのですが、在来はこわ葉化も早い。
明日からまた雨。
そしてみる芽ではなくなったので、今日ほとんどを摘みました。
だいぶもう芽も開いてきていました。
今日は気温も高く、日差しもなかなか強め(午前中)。
烏龍茶は日に当てる日干萎凋というのがあるのですが、少し当てすぎた感…
朝8時前から始め、作業はまだ終わっていません。
途中段階で飲みましたが…またしても悪くないといったところ。
うーん、今年はなかなか"おお!"というものができず、苦戦しております。
もう1箇所、お世話になっている方のところに在来の木があるので、GWのどこかで摘ませてもらおうかと考え中です。
在来はその木で、土地で変わるので、おもしろいなと思っています。
凹むのも少しずつ慣れてきました(慣れていいのか)。
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