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『赤い白球』試し読みできます!
『赤い白球』の冒頭部分が、双葉社のウェブサイトで立ち読みできます!
「1939年 夏 朝鮮の双龍」の章から始まるのですが、各章の最初には短く「手紙」と「2018年夏」パートが入っております。
立ち読みではちょうどその部分まで読めます。
よろしければ、読んでみてください!
『赤い白球』は1939年夏から1945年夏までの七章構成なのですが、最後に2018年夏に戻ります。
実はちとミステリー的な構成にしており、謎を仕掛けております。
今作のご依頼をいただいたとき、なぜか冒頭の手紙の一文が心にふっと浮かんでしまったので、このような構成となりました。
「私の兄は、親日派――チニルパとよばれています。」
2018年夏パートの始まりも、甲子園に響く終戦記念日の正午のサイレンから始めようとすぐにアイデアが出てきました。
小説推理の連載は2018年5月号からだったので、書いていた時点では未来の話でした。
連載時は試合開始前のサイレンでしたが、8/15の実際の試合に合わせて四回裏の最中に変更しました。
試合経過などは、現在のものも過去のものも史実のままで変更しておりません。
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