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「黎明の学師」の表紙絵が完成しました!

2022年4月にAmazon PODとkindleからセルフ出版予定の「黎明の学師 混沌の惑星」の表紙絵が完成しました!!!

黎明の学師

素晴らしい表紙絵を描いて下さったのは、gehn / Tsutomu Kitazawa様というコンセプトデザイナーの方です。
光と影のコントラストが際立つ印象的な作品を描かれる方で、初めて作品を見た時から強く心惹かれました。この方の作品は、光が差すから影ができるというのではなく、地上にある影を微かに差し込む光が照らしているイメージです。深い影が描かれている作品が多いのですが、影が濃いからこそ僅かな光に目を奪われます。

この光と影のイメージが混沌の惑星シリーズの世界観にとてもよく合うと思い、表紙絵の作製をお願いしました。
完成した絵を見た時には、「完璧にイメージ通りで、同時にイメージを遥かに超えている!!!」という不思議な感覚を味わいました。
自分でも具体的な視覚イメージを持たずに書いてきた作品の世界を、これほど鮮やかに具現化して下さるとは……感無量です。
この表紙絵によって作品の世界観がとても広がったと感じています。

「黎明の学師」はAmazon PODからペーパーバックとして出版する予定です。日本の小説は殆どがソフトカバー付きの装丁ですが、私は海外のペーパバックが好きで、「黎明の学師」も海外本のようなかっこいいペーパバックにしたいという願望がありました。
その点においても、gehn/Tsutomu Kitazawaさんの書いて下さった表紙絵は海外ファンタジーのような趣で、イメージぴったりです。

ちなみにnote記事やSNSで公開している絵は、実際の表紙に使用されるものより若干横長です。この縦横比だと背厚が5cmくらい必要になる・笑(1000ページくらいか!?)。
実際の本の仕上がりは四六判、210ページ超です。背厚13mmくらいでしょうか? 大判サイズの本で、この素晴らしい表紙絵を堪能して頂けることと思います。
もちろん中身も一生懸命書きましたので、ご期待下さい!

gehn / Tsutomu Kitazawaさんの各種アカウントはこちら↓

gehn / Tsutomu Kitazawa
ArtStation: https://www.artstation.com/kita_tom
Twitter: https://mobile.twitter.com/gehng5555
pixiv: https://www.pixiv.net/users/9933519

表紙絵で作った新しい販促用チラシはこちら↓↓↓

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「黎明の学師 混沌の惑星」の冒頭試し読みはこちら↓

遥か未来に人類が移住した惑星では、あらゆる物質に混沌エネルギーと呼ばれるエネルギーが宿っていた。初期移民である先住民は、この惑星のあらゆる物事を探求し、生命との調和の道を探る学問体系「ティエラ教義」を生みだし、惑星本来の環境下で暮らしている。一方、数百年後に移住した後期移民は、地球環境に近い人工都市を築いて暮らし、都市人と呼ばれていた。

ティエラ教義の総本山であるティエラ山に二年ぶりに帰ってきた学師のエドガルドは、「アダンの再来」と呼ばれる学徒ナサニエルと出会う。養い親である大学師プラシドから、ナサニエルは身分を偽りティエラ山に潜入している都市人だろうという話を聞かされたエドガルドは、ある作戦をナサニエルに持ちかける。
初めは己れの目的のために互いを利用しようとしていたエドガルドとナサニエルだったが、徐々に信頼関係が育まれていく。それに伴い、隠されていた二人の過去も明らかとなる。
エドガルドが生き延びた過酷な経験、ナサニエルの抱える秘密と孤独とは……!?

凄惨な過去を生き延びたエドガルドと、深い闇と孤独を抱えて生きてきたナサニエル。ティエラ山での出会いが、二人の運命を大きく変えていく。

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