【絵と詩】hachi to mitsu
ぼくをたべないか
そうかたべないか
ここはいつしかてんごくで
きみはせっせと蜂蜜はこぶ
なめても甘くなんかない
なくならないそのみつは
きみもぼくをもないがしろのまま、
ひまをたらふくりょうさんしてゆく
べつによいじゃあないのと
きみはいつもきままでいて
ぼくののうみそとけてゆくから
おうごんいろのとろとろとなる
いきるという名のまぶしさに
煮込んだすえの行く末を知り
はちたちおのおのさえずれば
みえないこえはだんだんやさしい
いつか、あまあく
まるまるのだろう
羽を休めたその光
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