「おしえて、紙谷刷太郎さん!」(後編)
こんにちは、紙谷 刷太郎です。
「なるほどなペーパー」の取り組みを
「もっと!もっと! いろんな人たちに知ってもらいたい!」
という思いから名刺を作ることにしまして、今日はその名刺の印刷をしてもらうために、活版印刷屋さんにおじゃましてきましたー!
そして、めちゃくちゃカッコいい名刺ができましたっ!!
ということで、少しだけ!?
名刺のお話もまたどこかで必ずしたいと思いますが、まずは前回に引き続き、わたし 紙谷 刷太郎がOKフロートに関する疑問、質問にお答えする「おしえて、紙谷刷太郎さん!」の後編に早速参りたいと思いますっ!!
Q.3「どうしてOKフロートは熱で紙の色が変化するの?」
「申し訳ありませんが、企業秘密で教えられません。」
と言いたいところですが、、、
ここまで記事を読んで下さったみなさんには感謝しかないので、わかりやすくお教えたいと思いますっ! OKフロートが熱で紙色が変化する理由は、
『OKフロートの原料にあります。』
OKフロートも他の紙と同様、「パルプ」という木材が主な原料なのですが、紙をよーく見ると、白くて細い繊維のようなものが入っているのがわかりますか~?(下の写真参照)
紙全体に細長い繊維だけでなく、細かく白い繊維がピンクの繊維に混じって入っているのが見えると思います!
『実はこれが、OKフロートが熱で変化する原料の正体です!』
その正体はSWP(Styrene Wood Pulp スチレン ウッド パルプ)という、樹脂でできた繊維なのです! この樹脂が熱に反応した結果、OKフロートは熱を加えた部分の色が変化するのです~っ!
ということで、
ここまでOKフロートについて色がきれいに変化する温度は120℃~160℃くらいがベストです! というお話から始まって、
熱をかける加工には加熱型押し(ホットスタンプ)という加工があり、お願いするのは箔押し加工会社さんになるんです! といったお話や、
OKフロートの色が変化するのには、紙の原料に秘密があって、原料の一部に樹脂でできた繊維が入っていて、それが熱で反応するというお話をしてきましたー。
いよいよ次回は、「色が変化するだけじゃない!OKフロートのもう1つの顔(特徴)とは?」
について説明したいと思います。が、少しだけ…
「はい!」
ということで、続きはまた明日? にしたいと思いますっ!
この2つのOKフロートの特徴を活かすことで、今まで誰も見たことのないエモいポストカードを作っていこうと考えておりますっ!
本日もお付き合いくださいありがとうございましたっ!
お届けはわたくし紙谷 刷太郎でしたーっ。