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イラストレーターTERUさんの個展　「GOOD FOR HEALTH」の熱量に圧倒されましたっ！

紙谷 刷太郎（かみたに すりたろう）

暑いっ、いよいよ夏本番となりましたね～！今日は、そんな夏の暑さを超えるただいま開催中の、ものすご～く「熱い」展覧会をご紹介したいと思いますっ！(7月19日で展覧会は終了しましたっ！)

その展覧会がこちら！！！

TERU
FIRST SOLO EXHIBITION
GOOD FOR HEALTH


TERUさんは昨年11月にわたくし紙谷が企画した「なるほどなPAPER展 VOL.01」に出展して頂いたイラストレーターさんですっ。

こちらが「なるほどなPAPER展 VOL.01」で展示した
TERUさんの作品3展です！カッコいい〜！！


そのTERUさんが初めての個展を開催するということで、展示作品の紙や印刷方法のところでちょこっとお手伝いをさせて頂きましたっ！

ご相談を頂いた際、TERUさんから展示作品の目指すイメージをお聞きしたところ、かなりこだわった、そして今までに例のない作品制作になりそうだったので、未知の印刷に対しても楽しんで挑んで頂けるであろう株式会社ショウエイさんに相談をすることにしました！

これまで、展示作品の素材はアクリルや金・銀・パール・ホログラム紙に印刷することが多かったのですが、今回のTERUさんの作品では手作業による錆加工した素材や、日本画をベースにした素材が中心となり、そもそも印刷できるのかも含めて、全く仕上がりが読めない作品ばかりでしたっ！
もちろん平和紙業のファンシーペーパーも展示作品の一部にご使用頂きましたっ！！！

展覧会開催までタイトな制作期間でしたが、頻繁に会話を重ね、時に何度もテスト印刷を繰り返し、全ての作品を仕上げることができました！

ということで紙を含めた多種多様な素材と最新のデジタルインクジェットによるぶっ飛んだ展示作品たちをご覧くださいませっ～。

多種多様な素材×デジタル印刷に囲まれた空間に足を踏み入れ、
すぐにスイッチが入りました！！
特にこの4点の作品は異次元だと思いましたっ！
作品がこちらに迫ってくるような勢いがあります！
両サイドのB1サイズのポスターはエナメルのようなテカテカの質感を持つ
「ファンタス」という紙が使われていますっ！
オフセット印刷で使用するアルミ刷版に印刷！会場に設置されている印刷物「作品解説書」で使用した刷版を使用しているのですっ！すごい！！こちらはシアン版
オフセット印刷でカラー印刷するときには基本的にC、M、Y、Kの4色で印刷するので、
４つの刷版を使用します。こちらはマゼンタ版！
こちらはイエロー版、印刷現場で色の確認をするために見る「色玉」が見えますね！
こちらはスミ版です。
真っ赤でエナメル質感の「ファンタス レッド」に印刷！
ファンタスはデジタル印刷との相性抜群の紙になりますっ！
何だこれは～！！！本当に印刷なの？？？
印刷の次元をはるかに超えた作品です～
日本画とデジタル印刷を組み合わせており、
インクのマット、グロスだけではない立体感に
圧倒的な力強さを感じます！

画像ではなかなか素材の質感や、独特の立体感が伝わりにくいので動画でも撮影してみました～っ！少しでもTERUさんの作品が持つ質量を感じて頂ければと～。



OKACカードという紙に箔3回重ね押しのカード
「たびおにちゃん」も展示販売中！

公式サイトにも掲載されていますが、TERU FIRST SOLO EXHIBITION GOOD FOR HEALTHは7月19日（水）まで開催していますっ。

画像、動画ではなかなか伝わりにくい紙（素材）×デジタルUVインクジェットならではの立体的な表現と、何よりも作品から放たれる圧倒的な熱量を体感して頂くには、会場で見て頂くのが一番ですっ！そして、紙、印刷にも少し目を向けて頂きながら楽しんでいただければと思います～。本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました～！

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