ガイアプロジェクト 失われた艦隊 販売前ルール確認
ガイアプロジェクト拡張 失われた艦隊
ルールブックから読みとれる追加変更点とその影響について。
基本からの変更点
①マップに小さな追加
中央付近とマップ端に2種の新色惑星(詳細後述)と宇宙船(後述)が配置される。
下記画像の赤枠で囲まれた部分が追加のタイル。
宇宙船上には同盟結成時にキューブを置けない為、避ける必要あり。
②QICアクションの廃止、代替となる宇宙船アクションの追加
基本では最初から発動出来たQICアクションが全廃。
代わりに、①でマップに追加配置されるようになった宇宙船に到達すると、QICに限らず各種資源を消費して強力なアクションが発動できるようになった。
宇宙船は4つ配置され、独立しておりそれぞれ解放されるアクションも獲得できる資源も異なる。(複数の宇宙船に到達すればそれぞれに対応する宇宙船アクションが全て実行・選択可能。複数人が到達していればラウンド毎早い者勝ちなのは旧QICアクションと同様。)
③新種族の追加
新色惑星が2種類増えているので、
それぞれに2種、合計で4種の新種族追加。
詳細後述。
④種族間バランスの微調整
状況を問わず強かった種族の弱体化、活躍の場面が限られていた種族の強化がなされている。
弱体化は画一的で大人しめ、強化は多種多様で激しめ。
具体的にシステム面からの弱体化が入った種族が、
イタル・ネヴラ・タクロン・ダーシュワーム(・バルタック)
対して強化が入った種族が、
グリーン、ゼノ、マッドアンドロイド、ランティダ
具体的な内容と意味合いは後述。
各種変更点の及ぼす影響
①マップの作り方
基本タイルの間に小さな拡張タイルを挟むイメージ。
なるべく早い段階で複数の宇宙船へアクセスしたい為、
マップ中心部の惑星の重要度が大きく上がった。
また、マップのどこからゲームを開始しようと全員が中心部に向かって開拓し、互いに影響を及ぼし合う方向性が強化された。
紫色の小惑星群は自分の使用可能なガイアフォーマーを破棄する事で入植可能。(また、宇宙船アクションなら6金のみで入植可能。鉱石不要の入植アクション)
青黒い大きな惑星は3改造する事で入植可能。入植すると6点獲得出来る。
②宇宙船について
宇宙船にはマップ上の宇宙船マスに自分の建物から到達出来る必要有り。(QICやラウンドブースターも使用可能。)
宇宙船に到達出来る状態で「自分のシャトルを宇宙船へ送る」アクションを行い、以降のアクションで宇宙船内のアクションや資源へアクセス出来るようになる。
宇宙船は4つあるが、自分のシャトルは3つしかない為ゲーム中1つは最後まで使用出来ない。(一度送ったシャトルは回収不可。二人戦だと船もシャトルも1つずつ減る)
誰かがシャトルを送った後で同じ宇宙船にシャトルを送った場合、少量パワーが貰える。
宇宙船は自分の建造物ではない為、シャトルがあっても航行距離の基点に出来ない。(鉱山を建てる時、宇宙船からではなく自分の惑星から届く必要がある)
宇宙船のアクションはQIC、パワー、金、鉱石、知識を支払うことで強めの恩恵を即時獲得できる。
例:3QICでタイル獲得、3金で1惑星改造、1知識で距離+3など。
更に、宇宙船にはそれぞれ基本研究タイルや同盟タイル、アーティファクトという新規資源が配置されている。
基本研究タイル、同盟タイルはそれぞれ通常の条件を満たした際に、自分のシャトルがある宇宙船のものも選択できる。
これも通常の物より強かったり尖った性能をしている。
研究タイル:常時航行距離+1、2惑星改造付で即時鉱山配置など
同盟タイル:12点かつ緑(上級タイル獲得・研究LV5上昇に使える)、0点タイル獲得など
アーティファクトは同盟成立やイタルの首府能力と似た形で、6パワートークンを棄てることで獲得できる。
得点を稼げる物もあれば、大きな資源が貰える物もある。
例:獲得した時点でガイア研究のレベル*5点、即時5金2鉱石、収入としてパワートークン2個をLV3の状態で獲得など
このような強力なアクションが、マップの各地にある宇宙船に到達する事で使用できる為、
早い段階から自分の領地を広げるメリットが増えた。
また、宇宙船にシャトルを送るアクションには種族別にコストが設定されており、バランス調整に一役買っている。
通常の種族は5点支払うのみ。
基本で強かった種族は更にコストを支払う事になるが、プレイ感を大きく悪化しない範囲で結構強力なデメリットとなることが予想出来るので、プレイ前の段階でも相当うまく細かく調整しているのが伺える。(詳細後述)
更に、序盤のパワーは全部受けておけ、というのがこれまでの定石だったが、宇宙船にアクセスしたいタイミングで5点残しておく必要が出来たという無視出来ない影響もある。
なお、「シャトルを3種の船に配置するor25点達成する」事で獲得出来る上級タイルというのも配置されるようになる。
これは獲得のために研究レベルを上げる必要はなく、裏返せる同盟タイルと上書き出来る基本研究タイルに加えて、上記どちらかの条件達成で獲得出来るようになる。
③新種族
新種族は全員が建物1軒のみで開始。
配置タイミングは基本種族が2軒建てた後で、ダーシュワームの前。
母星を持たない為、自分の色の星に入植するにも惑星改造やガイアフォーマーが必要。
追加コストなく入植出来る惑星無し、開始建物1軒という多大なデメリットを持って始める為、何かしら強力な能力を持っている。
TINKEROIDS
首府を最初に建てる種族。科学1で開始。
対戦相手の色(3に満たない場合、ランダムで追加)は3改造、他4色は1改造となる。
ラウンド別に使える種族専用のスイッチを使って開拓していく種族。
デメリットとして、緑惑星に入るのに使うQICが2つ必要。
スイッチは前半用が4パワー獲得、1QIC、1惑星改造。
後半用が3知識、2QIC、3惑星改造。
それぞれ一度使うと以後使えない。
スタート地点と開幕の動きが超重要になる為上級者向けだが、
最初の配置さえ失敗しなければ動き自体はそれほど難しくなさそう。
DARK ANIANS
鉱山1、距離1経済1で開始。
基本色惑星に対しては全て1改造で入植可能。
首府能力として、新規タイルに入植時、即時で知識1金2獲得。
デメリットとして、緑惑星に入るのに使うQICが2つ必要。
経済収入含めて開始時金17鉱石9。
恐らく新種族で最も癖が無く、スタンダードな種族。
母星が無いデメリットを覆すには鉱石9距離1経済1スタート位の大盤振る舞いが必要なのか。
距離を2にするか常時距離+1を取って惑星改造を上げるルートがシンプルに強そう。パワースイッチが沢山押せそうなら経済でも良し。
SPACE GIANTS
鉱山1、距離1で開始。
基本色惑星に対しては全て2改造で入植可能。
種族能力として2改造スイッチを持っている。
開始時の鉱石が8。また、パワートークンが4,4でスタート。
首府能力として、6パワー収入あり、首府建築時にタイルが獲得出来る。
デメリットとして、緑惑星に入るのに使うQICが2つ必要。
今の所どう使っても弱いように見える。
母星が無く全惑星に2改造以上のコストが必要ではどうやって暮らしていけば良いのか…
対戦相手の重要な惑星を選んで入植する嫌がらせはやりやすいが、そんな事をして別の惑星群に飛んでいかれた場合、
先にコストを払った自分が一番苦しくなるのでむしろ対戦相手の色は空けておいてあげたい。
初心者でも上級者でも建てられる建造物の数に大きな違いはないという意味では初心者向けなのか…?
トークンの多さとパワー収入を活かして即時ガイアフォームを占有出来る時しか生きる道が無さそうだが、
そういう状況なら裏の種族を使えば良いという悲しみ。
MOWEYD
鉱山1、ガイア1で開始。
対戦相手の色(3に満たない場合、ランダムで追加)は3改造、他4色は1改造となる。
スタート時点で1つの宇宙船にシャトル配置済。
首府能力として、専用アクションで自分の建物どれか1つのパワーを2追加出来る。
この種族だけは緑惑星に対してデメリット無く、QIC1つで入植可能。
新種族の中で図抜けて分かりやすく、強そう。
シャトルが置かれた宇宙船には後述の「即時ガイアフォーム」アクションがある為、非常にシンプルで分かりやすいガイア種族。
ガイアが強い時、複数の宇宙船に早期からアクセスしたい時、常時距離+1が初期宇宙船に置かれた時、初期宇宙船が辺境地に配置された時…など、活躍出来る条件が多すぎる。
何故かQICも2つ持ってスタート出来る。
首府能力も分かりやすく同盟に寄与しやすい。
3Rで首府を建てて全建物を出し切れば全種族で唯一6同盟が可能。
つまり無理なく4同盟が約束され、頑張れば5同盟出来る種族。
即時ガイアフォーム用のパワーを作るためにも早めに首府を作っておきたい。
新種族が強すぎてナーフやバンが必要…のような話が起きる可能性があるとしたらまずこいつ。
本当にSPACE GIANTSと同じ条件で検証したのか…?
④バランス調整
既存の全種族について説明するが、
先に影響の大きいタイル・アクションを1つずつ紹介しておく。
他にも強い追加要素は多いが、下記の2つは別格で解説文でも頻出の為。
・常時距離+1
宇宙船に配置される通常研究タイル。
シャトルを送った上で通常のタイル取得手順で取得出来る。
航行距離が常に+1される。鬼のように強い。研究2つ分。
デメリットとして上級タイルで上書き出来ない。
基本的に全種族が最初の研究所で取りたいタイル。
殆どの場合、収入タイルより優先度高。
どこの宇宙船に配置されるかでゲームが一変する。
・即時ガイアフォーム
宇宙船アクションの一つ。
ガイアフォーマー(UFO駒)を使って紫惑星を即時緑化出来る。
この時、パワートークンを送る必要無し。
更に、このラウンド中に鉱山を建ててガイアフォーマーを回収・再利用可能。
同一アクションが新規ラウンドブースターにも追加。
両方使えば1R目から3箇所目まで手が出せる。
弱体化された種族:イタル、ネヴラ、タクロン、ダーシュワーム
強化された種族:グリーン、ゼノ、ランティダ、マッドアンドロイド
間接的に強化された種族:バルタック、ジオデン、ハッシュホラ
据え置きに近い種族:地球人、フィラク、アンバス
イタル、ネヴラ、タクロンの弱体化については②の宇宙船シャトルアクションに関わるもの。
ダーシュワームの弱体化は初期パワー、パワートークンの削減。
凄く弱くなるということはない。
強化は多様だが、かなり力の入ったアッパーが多い。
弱体化種族
イタル
シャトルアクション時に5点に加えパワートークンを1つ捨てる必要がある。
学院→首府の超安定ルートが新環境では遅すぎて、
3R以降思うようにマップを広げられない可能性あり。
既存の最強戦術は捨てざるを得ない環境が多そう。
とはいえ他種族に比べて劣る部分は殆ど無い為、
最初の鉱石が8あって左学院が何故か3知識の種族として使えば既に充分強いという見方も強い。
首府能力の為にガイアを上げる場合、新種族MOWEYDの存在感が気になる。
ガイア種族が弱い環境でこそ輝く種族になった可能性がある。
タクロン
シャトルアクション時に5点に加え、パワーストーンをガイアエリアへ送る必要あり。
宇宙船を使うには次ラウンド収入後まで弱体化される。
更に宇宙船にシャトルを送れるのは1Rに1回だけ…と、
宇宙船に関しては最悪の相性。
基本版で暴れすぎた、如何なる環境でも使いやすすぎたという評価か。
他の部分で変更はないので、あまり悲観するほど弱くはなっていないはず。
ネヴラ
シャトルアクション時に5点に加えパワートークンを1つ捨てる必要がある。
ネヴラが一番弱体化の影響としては薄く、これまで通り使って問題無いように見える。
1Rに首府を建ててもトークンを安易に消費出来ないようにはなったが、
パワーや知識の消費先が増えた事の方が喜ばしい。
これまで全く使いこなせなかったガイアフォーマーも、「即時ガイアフォーム」と新惑星入植だけに使い捨てられるようになった。
ダーシュワーム
パワートークンが4,2から2,2へ変更。
最速アーティファクト獲得が許されなかったように見えるが、
全体を通して見ればパワートークンを同盟に使わない為、
無理なくアーティファクトの複数獲得を狙えるという意味で悪くない環境。
常時距離+1タイルも非常に嬉しい上に、ぶっちぎりで同盟を取りやすい事から新規の強力な同盟タイルを確実に確保出来る。
更に追加配置される上級タイルも、同盟タイルの取りやすさ・点の稼ぎやすさから開始時点で目前。
序盤はシャトルへのアクセスが一カ所に限定されがちな為、初期配置で都合の良い宇宙船があるかどうかが非常に重要。
システム的には明確に弱体化されたが、追加要素から考えると実質的には差し引き微強化された位の感覚。
強化種族
グリーン
毎ラウンド使用可能な専用スイッチとして距離+2が追加される。
QIC封印に見合うだけの大きなメリット獲得。
序盤は盤面要所の緑惑星に、中盤以降は辺境地や宇宙船へのアクセスにも使えて超便利。
常時距離+1タイルの存在もあって、図抜けてマップ上で詰みやすかった種族から一気に2,3Rで盤上のめぼしい緑惑星を支配できるような高自由度種族になった。
後からガイア研究を上げる際にも「即時ガイアフォーム」アクションの恩恵が大きい。ガイア種族として地球人を追い抜いた可能性がある。
ゼノ
鉱石をパワートークンに変換時、パワーLV3で獲得出来る。
鉱石からトークンへの変換は避けたいが、即使えるパワーがついてくるならパワーアクションの為に変換する機会も増えそう。
特に宇宙船の交易所アクションor研究所アクションを使う為にパワーに変換出来れば効率よくトークンを増やせる場合が多い。
これらのアクションは金が不要で鉱石が必要なので、
ゼノの開幕とも相性良し。
宇宙船アクションの3QICタイル獲得とあわせて、
序盤から良い形が作りやすい。
終盤には変換したトークンをアーティファクトにするという流れが理想。
5パワーから4トークン産み出せる動きでアーティファクトを独占したい。
難易度と自由度が上がって、初心者でも無理なく使える良い種族。
ランティダ
基本収入にパワートークン1追加。
2人戦なら首府能力が青惑星に単独入植時でも発動。
3人戦なら首府能力発動時に知識2に加えパワー1獲得。
常時距離+1の追加がとても嬉しく、このタイルで事足りる範囲で生活したい。
宇宙船へのアクセスが良い地帯に全種族が集まりやすくなる事を踏まえれば環境的にはかなり有力。
何もしなくてもパワートークンが計12個もあるのでアーティファクトの獲得が無理なく出来る。
常時距離+1タイルの影響で序盤から盤面を制圧されやすくなっている為、場所の先取りが必要無い相乗り能力の価値も相対的に上がっている。
地球人より出番がありそう。
マッドアンドロイド
初期知識1から3に増加。
知識の消費先が増えた事もあわせてかなり大きな強化。一番使いにくい知識とは言え8パワー分の初期資源は流石に大きい。
それほど無理しなくても1R目から種族能力→2研究所→知識上昇でlv4に到達出来るようになった。
全体で見ると両隣の強キャラが弱体化された事が大きく、最初に受ける印象ほど極端なキャラではないので自然に出番を増やせそう。
折角強くて欲しい研究タイルが増えたのに研究タイル獲得機会が他より一回少ないのがどうしても気になるが、フリータイルが3枚増えたという喜びで我慢するしかない。
マップ各地に散らばる黒惑星を占有したい関係上、常時距離+1が大変嬉しい種族でもある。
実質的強化種族
バルタック
基本研究タイルの常時距離+1の追加でキツすぎた種族デメリットからの実質的解放。更に宇宙船アクション・新規ラウンドブースターの「即時ガイアフォーム」が嬉しすぎる追い風。
強化し過ぎたという警戒からか、シャトルアクションで5点でなく7点払う必要がある。
2点位どうってことないと思いきや、最序盤に最速でシャトル*2はそうそう出来ないという案配なので地味に効いてくる上手い調整。
パワーを受けすぎず何とかラウンドボーナス等の得点を稼ぐ必要が出てくる可能性あり。
ジオデン
惑星種別の追加で単純に知識3の獲得回数が2回増加。惑星改造を上げたい関係上、常時距離+1の存在も嬉しい。
更に同盟やタイルなどの追加要素に惑星改造つき鉱山設置が多く、首府能力を活かしやすい。
ネヴラ同様、「即時ガイアフォーム」と新惑星にガイアフォーマーを使い捨てる動きの相性が良く、
既存の動きに無理なく組み込めそう。
裏のバルタックの強化が激しいが、強い盤面が全く違うのでそれほど影響は大きくない。
ハッシュホラ
宇宙船アクションで金を消費出来る手段が増えたため、首府を建てずとも収入バランスを取りやすくなった。
あるいは強力な宇宙船アクションを打ちまくる為に首府を建てて金から資源変換する事で、
端数を出さず効率的に動くことも可能。
実践値が高い。
宇宙船REBELLIONがハッシュの第二母星かと思うような垂涎のアクション群で実質的にかなり強化。
据置種族
地球人
「即時ガイアフォーム」アクションはパワートークンを動かさないで済んでしまうのが完全なメリットでない事がネック。
とはいえ即時ガイアフォームを押す為のパワーは非常に用意しやすく、常時距離+1もありがたい。
他ガイア種族への強化が大きい分と隣の強キャラ(イタル・ネヴラ)の弱体化で、ひとまずはプラスマイナス0の評価…としたかったが、新種族MOWEYDSと方向性が被っている上に向こうの方が手が早そうな事も踏まえると母星の配置で優位がないと厳しめか。
やることは変わらないし弱くなってもいないが相対的に向かい風きつめ。
フィラク
何と言っても両隣の強キャラが弱体化されたことで居場所が出来た事が最大の朗報。
どの研究でも上げられる基本タイルが3つも増え、研究レベルを参照する得点タイルも追加。
交易所、研究所の往復で同じプレイヤーに何度もパワーを与えてしまう問題も、シャトルアクションに払うポイントが必要な事から相対的に緩和されている。
追い風要素は多いが他の強化ぶりを見ると、少し物足りない気も。余りがちなパワートークンと知識を使える手段が増えた事でどこまで輝けるか。
アンバス
同盟タイルの選択肢が増えたのはプラス。
マップがわずかに広がった事と余らせがちだったパワートークンの消費先が強アクションで作られた事も嬉しい。
タクロンにヘイトが向いたお陰で弱体化を免れた感あり。
全体で見れば据置だが、元々強いので相対的に地位は向上している可能性あり。
全体として、序盤から盤面の取り合いが激しくなるように調整されている感がある。
また、パワーアクションはそのままに宇宙船アクションを追加することで、
パワー・資源の使い道を増やして取れる戦術の幅が広がっている。
更に宇宙船アクションは全員がアクセス出来るとは限らず、公開アクションの早取り要素は穏やかになった。
QICアクション以外で強力な8アクションが基本ゲームに追加されている状態なので、点数はかなりインフレする見込。
ガイア種族の戦力格差を埋める為に各所で大幅な修正が入った事も影響が大きく、新種族と同等に新鮮な気持ちで使える。
距離+1タイルは相当オーバーパワーで、このタイルに全員がまず飛びつくような形になってしまうのが予想されて少し残念だが、バランス調整上やむなしか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?