山石千里

暇つぶし 文つぶし

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父のフラッシュバックがめんどくさい

ふとしたことでいちいちフラッシュバックしてめんどくさい。 父親のフェイスブックにログインして、メッセージのやり取り見て、なんでこんな敵を作る言い方しかできないんだろうってイライラしたり、いろんな人にお金の話をして、どうしてここまで落ちぶれたんだろうってイライラしたりする。 ほんとにどうしようもない人。 だけど最後は味方でありたいと思ってしまう。 嫌いだけど、嫌いじゃないとこもある。 3歳くらいのときに、お父さんがお昼にマック連れてってくれるって言ってたのに寝てたから、無

    • 人が死んでく

      若い時は人が死ぬことがどういうことか全然分からなかった。 親を亡くした同級生の葬式に何回か行くこともあって、すごく可哀想だなって同情はしたけれど、自分のことのようには考えられず、まるで小説や映画みたいな物語のように感じた。 死んだ人には当然のようにもう2度と会えない。 周りの人達ともカウントダウンが始まっている。 あの人が明日死ぬかもしれない。 自分が5秒後死んでるかもしれない。 おじいちゃんとおばあちゃんが遺言を書いてる。 死ぬ準備を始めてる。 多分この人とはもう2度

      • そりゃ人間すよ

        いろいろなことも落ち着いて、心に余裕が出てくると、それはそのまま隙間になった。 あとは幽霊にだけ会えたら完璧なのに、 幽霊見える人はいるのに どうして自分は見えないのか 幽霊見える人より幽霊信じてるのに 今日も無事、主演自分の一幕を終えて 瞼を閉じると浮かぶのはぜーんぶ過去 過去は変えられないけど今は変えられる でも世の中には過去を変えてる人もたくさんいる 変えたい過去ばっかり 踏み倒したい過去ばっかり 帰り道の川沿いとか 車の通りが激しい車道とか 3パターンくらい

        • 父が急死しました

          夜21時頃。 突然母から電話が来た。 「パパが倒れて息してない」 詳しく聞くと、トイレで倒れてから救急車を呼び、そのまま病院に搬送され、その間ずっと呼吸が止まっているとのこと。 病院までは車で片道40分くらいですぐに駆けつけたが、心臓マッサージの機械が「コシュコシュ」と父の胸をただ圧迫してる様子を見て、延命措置を止めてもらった。 享年51歳だった。 それからは、葬儀の場所を決めたり、父の死因の説明を聞いたり、関係各所に連絡したりと、嵐のようにやることが舞い込んできて、父の死