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神セーブ的 2025 J2チーム分析②

こんばんは、神セーブです。
2025シーズン J2チーム分析後半です。


ジュビロ磐田

昨シーズンJ1 18位で降格。
ジョン・ハッチンソン監督が就任。

FootballLABより引用


昨シーズンの主力で退団したのはジャーメイン良のみ。
準レギュラークラスでは高畑奎汰、平川怜、鈴木海音、伊藤槙人が退団。

FWに福岡から佐藤凌我、
左WGに為田大貴を完全移籍で、名古屋から倍井謙をレンタルで補強。
ボランチに京都から金子大毅、山口から相田勇樹を獲得。
CBに熊本の江﨑、鳥栖からマルチロールの上夷、サイドバックに柏から川口をレンタル。
GKは新潟から阿部航斗を獲得。
上の表から洩れているが、昨シーズン特別指定だった角昂志郎も加入。

何よりリカルド・グラッサ、ジョルディ・クルークス、渡邉りょうを引き留められたのは大きい。

注目は完全移籍となった渡邉りょう
ジャーメイン良の抜けたチームの新エースとして、背番号9を付け、ユニフォーム売上も1位とサポーターからの期待も大きい。

J1復帰は彼がどれだけチームを勝利に導くゴールを決められるかに掛かっている。

現時点で4-1-2-3を採用するのか、4-2-3-1を採用するのかわからないが、超攻撃的なサッカーをすると公言しているので、守備は前からハイプレスもありそう。
基本はミドルゾーンからのブロック守備か。

現時点のメンバー構成的にはアンカーを置く4-1-2-3をやりそうだが、トップ下を置くなら渡邉りょう・佐藤凌我・藤原健介・川合徳孟・角昴志郎あたりが候補になりそう。

攻撃は即時奪回からのショートカウンターとポゼッションをうまく織り交ぜていく形か。

戦力的にはJ2屈指。
あとはチームとしての戦術理解を高めることと、メンバーの組み合わせの最適解を導きだせるか。


藤枝MYFC

昨シーズン13位。
須藤大輔監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではMF新井と矢村が新潟へ。

エース矢村の抜けたCFにはディアマンカと鳥取で11ゴールをあげた松木を獲得。
ボランチには仙台から松下が加入。
サイドアタッカーに群馬の川上を、
CBは水戸の楠本とホッキ・ジュニオールを補強。
昨シーズンより選手層は厚くなっている印象だ。

1/20には金子翔太の加入も発表となった。
運動量豊富な金子は藤枝にマッチするはずだ。

注目選手はディアマンカ
名前がディアマンカ・センゴール・チェクということで、1000ゴールチェックをしていると思われる研究熱心な選手に違いない。どれだけ得点に関わってこれるかがポイントになりそうだ。

ハイプレス、奪ってショートカウンターが基本スタイル。
プレスを剥がされた時にどう守るか、個の強さもポイントになりそう。


レノファ山口

昨シーズン11位。
志垣良監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではGK関が引退、DFヘナン、前、新保、MF吉岡、相田、FW若月が移籍。

J1では出番がないが、J2、J3の経験値のある選手を補強。
若手はほぼレンタル加入だが、清水から逸材、成岡を完全移籍で獲得。

注目選手はその成岡輝瑠
ポゼッションスタイルの核となることができるのか。

昨シーズンは攻撃時、RSBの前選手がインサイドハーフの位置に上がり、2-1-2-5の形を取る可変システムで前半戦は上位に食い込んだ。

守備は即時奪回を狙いつつも無理なら撤退して4-4-2ブロックを素早く形成して守るという形。


徳島ヴォルティス

昨シーズン8位。
増田功作監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではGKスアレス、DF森、MF渡井、FWブラウンノアが退団。

新加入では水戸の山田・ヴェルディの山越をCBに補強。
攻撃陣は外国人FWを3人補強。

注目選手は名古屋から加入の重廣卓也
フィジカルの強さと運動量のあるアタッカー。
ここ2年はあまり出場機会に恵まれなかったが、2021シーズン、福岡では9得点と活躍した。
復活なるか。


ポゼッション重視のスタイルは健在。
守備は3-4-3の形をなるべく維持したままのミドルゾーンからのゾーンディフェンスが基本形だった。

愛媛FC

昨シーズン17位。ギリギリで残留。
石丸清隆監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズン失点はJ2最多失点だったが、CBの小川と森下が揃って鳥栖へ移籍、尾崎はレンタルバック。
DFラインは新加入選手が中心となりそう。

浦和からパンヤ、マリノスから村上、群馬から佐藤亮、そして注目は名古屋からレンタル加入の甲田 英將
このドリブラーがどれだけチャンスを作れるか。

守備は4-4-2のミドルゾーンからゾーンディフェンスが基本形。
攻撃はポゼッションする意識はありそうだが、あまりチームとして整備されていない。
中央からサイドへ展開する形の攻撃が多い印象。

FC今治

昨シーズンJ3 2位で昇格。
服部年宏監督が退任、倉石圭二監督が指揮を執る。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力で退団したのはセランテスのみ。
監督は替わったが主力がほぼ残ったことは継続性を保つ上で大きい。

その上でDFにダニーロ、イ・ヨンジュン、大森を補強。
GKにはいわきから立川を引き抜いた。
ボランチに沼津の持井、FWには岐阜から昨シーズン19得点をあげている藤岡を獲得。

注目選手はFC東京からレンタル加入の梶浦勇輝
昨シーズンは金沢でプレーし、2列目で起用され8ゴールと結果を出した。
J2でもゴールに多く絡むことが出来るのか。

3-4-2-1の陣形で比較的高い位置からゾーンディフェンスが基本形。
奪って早く攻め込むスタイル。

サガン鳥栖

昨シーズンJ1 20位で降格。
新監督にセレッソ大阪で指揮を執っていた小菊昭雄氏を迎えた。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力がほとんど抜けた。
残ったのは福田・西谷・スリヴカ・堀米くらい。
J1で出場機会に恵まれなかった選手、J2で活躍していた選手を引き抜いてきた。
福田はスキャンダル発覚でプレーできるのか不透明。

注目選手はボランチの櫻井辰徳
神戸からのレンタルだが、テクニック、戦術眼に優れたゲームメイカーだ。

小菊監督はセレッソでは守備時は4-4-2のミドルゾーンからのゾーンディフェンスが基本形だった。
まずはそこから仕込んでいくのではないか。

攻撃はポゼッションスタイルを継続するだろう。
セレッソでやっていた可変システムを導入するかは蓋をあけてみないとわからない。

V・ファーレン長崎

昨シーズン3位、惜しくも昇格出来ず。
下平監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではGK若原、DFヴァウド、田中、MF秋野が退団。

新加入ではGKに山形から後藤、CBにはマリノスのエドゥアルドを獲得。
エメルソンは実力が未知数だが、セレッソから山崎、磐田から高畑、甲府から関口と実力者を獲得。

注目選手は神戸から加入した山口蛍
34歳となったがJ1でもトップクラスの実力を維持しており、優勝にも貢献したボランチ。
勝者のメンタリティをチームに植え付け、昇格を掴むことができるのか。

ポゼッションスタイルを基盤にしつつも、奪った後はロングカウンターも選択肢に入れている。

守備は高めの位置からのプレス。
引いた場合も4-1-2-3をなるべく維持して守る形。


ロアッソ熊本

昨シーズン12位。
大木武監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではGK田代、DF江﨑、FW唐山、そしてエースの石川が退団。

新加入ではGKに沼津から武者、CBにヴェルディから袴田を補強。
注目選手は福島から加入した塩浜遼
左右真ん中とどこでもできる万能アタッカーがJ2へ。
石川に代わる得点源となれるか注目です。

攻撃はショートパスを繋いでいくスタイル。
昨シーズンJ2ポゼッション率1位。
守備時は即時奪回、ハイプレス気味にプレッシング。
アグレッシブなスタイルであるため、失点はリーグワースト2位。

大分トリニータ

昨シーズン16位。
片野坂監督が続投。

FootballLABより引用

昨シーズンの主力ではCBの安藤、ボランチの弓場と保田が退団。

新加入ではボランチにマリノスから榊原、群馬から天笠を補強。
昨シーズン得点力不足だったFWにはいわきで10得点をあげた有馬を補強。

注目選手はやはり清武弘嗣
ここ数年は負傷に悩まされているが、その技術は健在。
得点力不足のチームに多くのゴールをもたらすチャンスメイクが出来るのか、注目です!

ポゼッションしながら相手のディフェンスを引き付けてカウンターを狙う形が多い。
守備はミドルゾーンからの5-4-1ブロックゾーンディフェンスが基本形。


順位予想

1位 ジュビロ磐田
完全に願望である。戦力的にはJ2トップクラス。
チームとしてスタイルの確立がハッチンソン監督の下構築できるかがカギ。

2位 V・ファーレン長崎
攻撃陣は昨シーズンの破壊力を維持し、山口蛍の加入。
新スタジアムと資金力。

3位 コンサドーレ札幌
残った選手の質、ミシャの財産と岩政新監督の融合、J1で培った強度など、なんだかんだ力はある。

4位 モンテディオ山形
攻撃力はトップクラス。攻守のバランスがうまく見いだせれば。

5位 徳島ヴォルティス
新外国人に期待。鹿沼・岩尾・玄などMFに良い選手が揃っている。

6位 ベガルタ仙台
中島に代わる得点源が現れるかがポイントになりそう。

7位 サガン鳥栖
チームとしてまとまれるかどうか。

8位 藤枝MYFC
金子翔太らの補強で選手の質が上がっているように見える。

9位 ジェフユナイテッド千葉
安定の中位。小森ロス。

10位 いわきFC
組織的なハイプレスと攻撃は脅威。

11位 ブラウブリッツ秋田
秋田一体。

12位 ロアッソ熊本
パスサッカーで攻撃的スタイルは良いぞ。

13位 大分トリニータ
キヨタケー

14位 レノファ山口
ポゼッションスタイルを貫け!

15位 水戸ホーリーホック
そろそろ寺沼が爆発するはず!

16位 カターレ富山
なんかギリギリで残留しそう。

17位 大宮アルディージャ
なんとか残留しそう。

18位 ヴァンフォーレ甲府
かなり戦力ダウンの印象。

19位 愛媛FC
舩橋くん頑張れ。

20位 FC今治
監督交代が響きそう。

下位予想したチームのサポさん、いらっしゃったらすみません🙏

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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