神セーブ、ヤットさんを語る。
はじめに
こんばんは、神セーブです。
ヤットさんこと遠藤保仁選手が26年の現役生活にピリオドを打ちました。
ビックリです。
正直インテンシティのかなり高くなったJ1ではキツイかな、とは思っていました。
でもテクニックは健在ですし、まだまだ走れる。
ジュビロは退団するかもしれないけど、J2昇格した故郷の鹿児島ユナイテッドに移籍するのでは、とか、どこか別のチームでプレーするだろうと思っていたので本当に驚きました。
晩御飯食べ終わったあと、引退発表の動画やヤットさんのプレー動画を見ながら、ああ、本当にヤットさんのプレーをヤマハスタジアムで生で見れて幸せだったなとしみじみ思いました。
このブログでは僕が見てきた中で印象に残っているプレー・試合を語っていきたいと思います。
南アフリカワールドカップ 日本対デンマーク戦
この試合のヤットさんのFKは大好きなゴールなんですが、これを語るには1点目の本田圭佑選手のFK、ブレ球スーパーゴールから見てほしい。
当時本田圭佑選手は絶好調。
このワールドカップ初戦のカメルーン戦でも決勝ゴールを決めてますし、直接ゴールを狙える距離のFKは本田選手がほとんど蹴っていたと思います。
距離が長かったり、直接狙いにくいFKはヤットさんが蹴ってました。
その中で1点目のスーパーFKがあり、ヤットさんが決めたFKの時も、デンマークの選手たちは本田圭佑が蹴るとばかり思って、左足のキックを警戒した壁の作り方をしていました。
それを見ていた僕はTVの前で、
「ヤットさんが右足で蹴ったら決まるぞ。」
と思ったんですよね。
そして結果は皆さんのご存じの通りです。
ハイライトのスロー映像でびっくりしてるデンマークの選手たちの表情が最高です。
壁も本田圭佑を警戒してジャンプしてませんからね。
この相手選手を全員出し抜いたヤットさんの駆け引きとキック精度は本当にすごいと思いました。
2021シーズン ジュビロ磐田 対 東京ヴェルディ戦
この試合は90分通してヤットさんの凄さを目の当たりにした試合。
まさにヤットさん劇場。
採点ブログも8.0でMOMにしてますね。
14分に先制されて、動揺するジュビロの選手たち。
しかしヤットさんは飄々といつものペースでプレーし続ける。
むしろ先制された直後はゆっくりパスを回して味方を落ち着かせているようにも見えました。
そして自らドライブFKを決めて同点、そして山田の決勝ゴールもアシスト。
それだけでなく、前半からヴェルディの選手を走らせる、スペースにパスを出すことで前半から飛ばしていたヴェルディを消耗させ、後半ヴェルディは足が止まりました。
90分通して勝つためのゲームプランをヤットさんが操っていたように見えた試合でした!
2021シーズン ジュビロ磐田 対 ザスパクサツ群馬
この試合は磐田市主催の「磐田市一斉観戦事業」。
市内全22校の小学6年生をヤマハスタジアムへ招待。
コロナ禍ということもあり声を出しての応援はできませんでしたが、コロナ禍でいろいろなイベントが中止されていた中で、子供たちが楽しめる、夢や希望を与える試合を見せてほしいと願った試合でした。
その中でルキアンのサイドチェンジから鈴木雄斗のランニングからダイレクトでヤットさんへのパス、そしてダイレクトシュートで決勝ゴール!
大量得点とはいきませんでしたが、技術の高さと美しいパスワーク。
このゴールに感動した小学生は大勢いたのではないでしょうか。
当時小学校6年生だった子は今年中学3年生になります。
2、3年後にヤットさんのゴールを見てプロを目指したという子がトップチームに入団してきたら胸アツですね!
2021シーズン ジュビロ磐田 対 京都サンガF.C.
この試合は勝った方がJ2優勝するのではないかという試合でした。
1位ジュビロ磐田 勝点80 得失点差+29
2位京都サンガ 勝点78 得失点差+27
この首位攻防戦は一進一退の展開。
均衡を破ったのは76分のヤットさんの右足アウトサイドでカーブをかけ、鈴木雄斗の走るスペースへぴったりと合わせた極上のパスからでした。
このパスから生まれた山田大記のゴールを守り切り勝利したジュビロはこのシーズン、J2優勝を果たします。
最後に
ヤマハスタジアムで生で見たゴール、アシスト、ほかにも語りたい場面はありますし、ダゾーン越しに見たスーパープレーの数々で印象に残っているものもたくさんあります。
サッカーの一番盛り上がるのはゴールです。
しかしゴール以外のパス・トラップなどテクニックで魅せるプレーヤーは多くありません。
日本を代表する偉大な選手のプレーを間近で見られて本当に良かったと思います。
ヤットさんありがとう、そして次のステージでの活躍、期待しています!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
〆