家族を愛せない⑦
高校3年生の11月頃でしょうか。
願書提出の時期も近くなってある日、
前々から専門学校へ行きたいとは話していましたが、
入学させることは難しい。と母親にられます。
…きたきた。あり得無さすぎて、言葉もでませんでしたね。
いろいろ言いくるめられ、言い返す子もできず。
いざ担任との3者面談になると、
どうしたいのかはっきりしなさい!とか
いい顔してました。
あんたが金ないから無理って言ったんだろ。
って言いたかったけど、そんなこと僕にはできず。
言い返せる自信もなかったし、気力もなかった。
そして、そのままズルズルと卒業を迎えます。
そこからフリーター生活が始まったわけですね。
仕事に感じては卒業の時に国家資格を取得したので、困ることはありませんでした。
フリーター生活はそれなりに楽しかったです。
自分の人生のなかではかなり充実はしていたと思います。
実家暮らしではあったので、一応家には少しお金を入れてましたが、ほとんど家にはいませんでした。
母親がすごく嫌と言うわけではなかったですが、母親に気を遣っている自分が本当に嫌でした。
家にいるときの方が自分を閉ざしていたと思います。
そして、23歳の時に正社員として就職し、実家を出ることになります。
就職する、家を出るっていうのも2.3週間前くらいに伝えたと記憶しています。
もっと早く言えと怒っていましたが、
自分のことだからと伝えましたね。
続く
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