推し活の倫理——sr「とも」として推しと向き合うために
はじめに 今年の一月、ときのそらファンクラブにて、彼女への年賀状を募集する企画が行われた。下の引用は、その時に送った年賀状に記した詩の全文になる。以下、この詩を「無題」と呼ぶことにする。
自分はものごとを丁寧に説明するということが苦手であり、その特徴は「無題」からも顕著だろう。飛躍さえも通り越し、もはや意味不明だ。
実はこの詩は、推し活についての、ある重大な問題意識に対する回答であり、宣言であった。この文章では、詩に込めた自分自身の思いを語りながら、あるべき推し活の