過眠症を併発している発達障害の「傾向」のある方の特徴
こちらのページでは過眠症を患っている発達障害の傾向がある患者さんに共通する特徴をまとめてみました。
下記のリストは約200名以上の過眠症の患者さんと直接お話をしてきた当団体の役員がまとめたものです。
下記のリストは上から順に多いと思われた順番です。
発達障害を併発している過眠症の患者さんは絵とデザインとハンドメイドが得意で犯罪スレスレの虐待を受けてきた毒親持ちで家庭環境に問題があるアレルギーや免疫疾患持ちの消化器症状のある方が多い印象です。
絵、デザイン、ハンドメイドが得意、視覚的な才能に恵まれている
異常な家庭環境、毒親持ち、虐待経験者
アレルギー疾患持ち(喘息、アトピー性皮膚炎)、免疫に関する他の疾患を患っている
HSP
ビタミンB群欠乏症のような症状(睡眠障害、リズム障害、口内炎、肌が弱い、肩と全身が凝る/マッサージが好き)がある
消化器の調子が悪い、お腹が弱い、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、オナガ止まらない
数学と暗記科目が得意、英語の偏差値が70以上、課金してないのに高学歴
外見が優れている、容姿端麗、美男美女
肌が綺麗で30歳を超えた時に年齢より若く見える、年齢不詳
皮膚と関節が柔らかい人、肌の色が白くて血管が透き通っている、エーラス・ダンロス症候群、遺伝性結合組織疾患の人が多い
民事事件の要件すら満たさないことに「警察を呼ぶ」といって騒いでいる
集団生活ができない。
自己中心的。自分がされたら嫌なこと本人は怒り出すことを他人には平気で行う。周りが見えない。その人の言う通りに周囲が動いていると、本人のみが利益を得て周囲が損失を抱えてしまうようなことを本人は当たり前だと思い込んで主張しているためその人一人の存在だけで集団が滅びてしまう。しかし、その人が所属する集団が破壊されていることに関して自分ではなく常に周囲の責任であると主張している。
気難しすぎて周囲の人が困っている、周囲に敵が多すぎる。よく本人の話を聞いているとその人の周囲の人は全員が悪人であり、本人はその本人の周囲の人のほぼ全員の悪口を言っている。「あの人は悪人」とすぐに決めつけて実際は悪人ではない人がその人のお陰で悪人にされてしまっている。周囲の人がその人本人のお陰で悪人になってしまっていることに本人自身が気付けない。
割合、確率の計算ができなく、確率や可能性の概念の理解ができない。確率や可能性について指摘されたり言われたことを自分のことに当てはめて、断定されたと思い込んで怒り出す。(※この特徴は発達障害の中でも低学歴の人に多い。)
上記のリストは過眠症を患っている発達障害の人に当てはまる人が多い「傾向」ですので、過眠症を患っている発達障害を併発している全員の患者さんにこれらのすべての項目が当てはまるわけではありません。
過眠症を患う発達障害の方の特徴として、発達障害は全体として不器用な方が多いはずであるのに、過眠症の診断を受けている発達障害の患者さんは絵とデザインとハンドメイドが得意だったり高学歴だったりと器用な方が多い印象です。
過眠症を患う発達障害の方の中には高学歴だったり容姿端麗の美男美女で「障害」のイメージからかけ離れている方が多くいらっしゃいます。
過眠症の診断を受ける患者さんの中で発達障害の「確定診断」という方は少数派であり、発達障害の「傾向がある」という方が非常に多いです。
過去に当団体もアンケートを行なってきたことがありますが、過眠症の患者さんの中で発達障害の診断基準をしっかり満たし確定受けている方は20〜30%くらいなのですが、発達障害の「傾向」のある患者さんを含めると70〜80%くらいになります。
発達障害は過眠症と同様に診断基準で絶対的な診断をすることが難しいため、発達障害の「傾向」なのか「100%確定診断」なのかということに関して線引きをするのが難しいものです。
当団体は過眠症の発達障害の患者さんにエーラス・ダンロス症候群とHypermobility Spectrum Disorder の患者さん(体の関節が先天的に柔らかくて、訓練を受けていないのに生まれつきバレエのポーズができる人)が非常に多いことを啓発しています。
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