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テストが終わったあと、親に「どうだった?」と言われるのが、嫌だったあなたに捧げます。
題名の通りなのですが、我が両親はテストや資格試験が終わったあと、必ず
「どうだった?」
と、聞いてきました。
「うん。出来たよ」
とか
「微妙かなぁ」
と、返事をすると一喜一憂する両親。
最初はちゃんと答えていたのですが、段々煩わしくなってきました。
だって、出来たなんて言ったって、結果どうなるかなんてわからないじゃないですか。
このやり取りになんの意味があるというのだろうかと。
出来たなんて言って、出来てなかったから嘘をついたみたいになるし。
駄目だったなんて言って、怒られるようなら、それは嘘でも出来たと言うようになります。
自分は恥ずかしながら、出来があまりよくなかったので、そういう風に聞かれると嫌な気持ちになることが多かったです。
そんな状況が続いたあと、みのやま少年はある対処法を生み出しました。
それは
「もぐら回答法」です。
何言っているんだコイツという目で見ないでください。最後まで話を聞いてくださいね。
一言で説明すると、「煙に巻く」といった感じです。
具体例①
「今日、テストどうだったの?」
「モグラ」
そう言って、YESともNOとも言いません。モグラとだけ言います。
そして会話を無理矢理、終わらせます。
「モグラって何?」
と言われても、かたくなに
「モグラ」
と言い続けましょう。
ポイントとしては、そんな悪気無く言うことです。私には無理でしたが、出来たらなるべく、可愛らしく。
具体例②
「ちょっとゴミ出ししてきて」
「モグラ」
やるともやらないとも言わず、モグラと言って、その場からゆっくりと離れます。
嫌な家事からフェードアウトすることが出来ます。
具体例③
「勉強やった?」
「モグラ―」
そしてその場から去りましょう。ちょっとくらいゲームをやっても大丈夫です。
具体例④
「みのやまちゃん。そろそろ、彼女出来た?」
「モ……、お前のDNAを受け継いでんだから、出来るわけねぇだろ! ババァ!」
※母親にババァなんて、言ってはいけません。
そんな感じで使っていました。
欠点としては、割と口癖になりやすいというか、私は未だにモグラモグラモグラモグラ言っております。
嫁にマジで呆れられます。
もし私に近距離パワー型スタンドがいたとしたら、
「モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ!!」
みたいにラッシュかけるだろうなぁと思ったり思わなかったり。
「みのやまさん。お薬の時間ですねー」みたいな文章が出来上がりましたが、これはこれで自分らしいなぁと思います。
最後まで読んでいただいて、マジでありがとうございました……。終わりです。