
トランプはなぜ勝ち続けるのか
※政治に関する話ではありません。
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2020年の大統領選に敗れるも、2024年に再戦したドナルド・トランプ。
彼はビジネスにおいても絶体絶命のピンチに追いやられましたが、
そのたびに立ち上がり最後に勝利を収めています。
なぜトランプは勝ち続けるのでしょうか?
その秘密は、彼が持つ強運を引き寄せる”勝者の習慣”にあります。
カミノセカイへようこそ。
この動画では、アメリカの不動産王としてビジネス界で圧倒的勝利を収め、
大統領選挙に2回も勝利した男、
ドナルド・トランプが実践する、
勝利を引き寄せる習慣をお話します。
まずはじめに、
ドナルドトランプという人物についてお話していきます。
日本ではトランプは、
過激な思想の危険人物というイメージがかなり強いと思います。
ビジネスでも成功し、メディア出演したり、
政治家経験ゼロから大統領選に出たり、
かなりの野心家である一方で、
メディアの前でも差別的な発言が目立ち、
とても傲慢な性格に見えることでしょう。
しかし彼にはそれでも魅力的に見えるほど、
ビジネスマンとしての実績と能力があります。
アメリカの不動産王として、
スケールが桁違いの会社を経営する彼は経済政策に強く、
ビジネスで鍛えた交渉力は政治でも活きています。
トランプは不動産会社を経営する父のもとに生まれ、
ビジネスの考え方を父に教わっています。
ですが野心家であるトランプは
もっと大きな不動産事業を手掛けたいと考え独立。
20代でマンハッタンのホテルを再建し、その名を夜に轟かせました。
その後も数々のプロジェクトを成功させますが、
不動産バブルの崩壊によって、関連企業を含め4回の破産。
そのときは持っていた別荘やプライベートジェットも手放し、
個人の借金は9億ドルにも登ったそうです。
しかし彼はそれでも諦めずビジネスを再建させます。
その後はテレビ番組を手掛けたり、2016年の大統領選挙に出馬。
政治経験ゼロから大統領の座に上り詰めました。
2020年はバイデンに敗れましたが、
2024年に再び大統領に返り咲きます。
何度も地獄から這い上がるトランプの
その強さの秘密は何なのでしょうか?
それは彼が書籍にもしている、とある習慣にあります。
成功法則1:BIG THINK
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トランプが実践する勝利を引き寄せる習慣を、
彼は「BIG THINK」と呼んでいます。
このBIG THINKはトランプの成功の象徴と言ってもいいでしょう。
直訳した通り大きく考えることですが、
これはつまり、
「現状の10倍、100倍の目標を持て」
ということ。
なぜいきなり10倍もの目標を持つ必要があるのか。
それは今と同じ現状の延長線上には、
大きな変化を期待することはできないからです。
もし今の年収を10倍にしたいなら、
今と同じ仕事を続けていてはおそらく不可能でしょう。
10倍の給料を出してくれる会社に転職する、
副業で成功する、
資格を習得し仕事を変えるなど、
今とは全く違うことをしなければいけません。
トランプのエピソードの中で、私が好きな話をします。
セミナーイベントを企画する会社で起業し、
若くして成功したビル・ザンカーという人物がいました。
※後に、先述の著書を共同執筆した人物。
ビルは誰もが知る有名人をセミナーに登壇させ、
セミナーは毎回大盛況でビジネスは順風満帆。
そんな折、不動産王トランプを登壇させようとオファーを出したのです。
ビルは破格の1万ドルを提示しましたが、秘書に断られてしまいます。
徐々に値段を上げ、予算の10倍の10万ドルを提示してもお断り。
ビルは一体いくらなら受けてくれるのか知りたくなって、
最終的に100万ドルを提示しました。
するとなんとトランプ本人から電話をしてきます。
ビルは少し安堵しましたが、トランプはそこで終わりませんでした。
セミナーの集客人数を尋ねられ、
ビルはこれまで集めたことのない1000人と答えたところ、
トランプは「1万人呼べるなら受ける」と返事します。
ビルの当初の計画から、
100倍の予算と10倍の集客。
ビルは
「あの瞬間、人生が変わった」
といいます。
100万ドルのオファーも、1万人の集客も、
ビルにはそんな発想は全くなかったからです。
もちろんこれまでと同じ集客方法をやっていては実現できません。
迷いましたがビルはその条件を飲み、イベントを開催しました。
結果としてイベントは3万人の集客に成功。
ビルのビジネスは大きな変化を余儀なくされ、
別次元のスケールへと成長したのです。
自分が想像できないような、
大きなスケールで目標を設定すること。
その目標が自分の中の常識を突き破り、
大きな成長をもたらしてくれます。
これがトランプの成功哲学です。
実際に彼は起業したときから、
住宅街の開発を手掛ける父の会社を継がず、
ホテルやカジノなどの巨大な建物を扱う、
大規模開発の道に進みました。
住宅と商業ビルでは扱う金額も関わる人達も全くの別次元です。
しかし彼はそれができると考え、
実際に成功させてきたのです。
成功法則2:勢いに乗る
もうひとつ、トランプが大切にしているのは”勢い”です。
それは彼が学生に向けて行った演説でも、強く語っていました。
勢いとは何のことかというと、
勝つこと、
ビジネスで成功を収めること、
何かを達成すること
これらから生まれる自信やオーラのことです。
その勢いが、より高いパフォーマンスを引き出してくれる。
”勝利は次の勝利を引き寄せる”というのです。
トランプは一度の成功で気を緩めることなく、
その勢いのまま次のプロジェクトを進め、
ホテルやカジノ、トランプタワーなど
数々の事業を連続で成功させました。
そしてその勢いは落ち目になったときも決して忘れませんでした。
倒産の瀬戸際にある状況でも、
絶対に成功させるという確信を持って銀行を説得し、
見事プロジェクトを成功させたのです。
ギリギリまで追い詰められながらも、
自信満々で強気で、
傲慢なその態度はむしろ、
他のビジネスマンにとって
魅力的に見えたのかもしれません。
勢いは周りの人を巻き込む力があるのです。
これは引き寄せの法則で言われる、
”すでにある”という考え方にも似ています。
トランプは自分が思い描く未来が必ず実現すると確信していました。
起業したときから、「自分は不動産王になる」と言っていましたし、
大統領選挙にも「必ず勝つ」と言ってましたね。
彼のその強い自信は、
周りの人にもポジティブな影響を与えます。
その結果、
理想の未来に向かって周りが変わっていくのです。
あなたも、勝利を引き寄せましょう。