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お金のメンタルブロックを消す方法

YouTube公開11月22日予定

物価の上昇、
お金が貯まらない、
貯金があっても不安が消えない

このようなお金の悩みを
抱えている人は多いでしょう。

私もつい最近までお金の不安でいっぱいでした。

給料日の数日前になるとお金が足りない。
余ってもそれを浪費してしまい、貯金ができない。

私が会社を辞め独立したばかりのときは
借金もしていました。

事業でたくさん稼いでも、
増えたお金をそのまま使ってしまう。

これではお金の悩みは消えません。

そんな私を変えてくれたのは、
とある本との出会いでした。

この本に出会った結果、潜在意識にあったお金のメンタルブロックが解除され、お金の悩みから一気に開放されたんです。

毎月借金を返済するので精一杯だった日々から抜け出し、
今では毎月わずかながら貯金もできています。

今回は、私と同じようにお金のことで常に悩んでいる人、
お金のメンタルブロックを解除したい人に向けて、
書籍から学んだことをお伝えしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

『マネーセンス』

※アマゾンアソシエイトリンクです。

この本は、
親子で経済心理学・行動経済学を研究し、
その分野で数多くの実績を持つ、ブラッド・クロンツ、テッド・クロンツ博士の共同著書で、
お金の使い方を心理学的な側面から説明しています。

私が読んだのはこの本なのですが、

お金で不幸にならない11のカルテ

こちらは今は絶版となっており、最近になって「マネーセンス」というタイトルでリニューアルされています。

この本は私が最もおすすめしている書籍のひとつで、
初めて読んだ直後、忘れないようにすぐに2周目に入りました。

動画で紹介するためでもありますが、
リニューアルされたあとも購入しもう一度読んでいます。

それくらい有益な内容だと思っています。

ちなみにメンタリストのDaigoさんも推薦していました。

この本の概要を簡単に言うと、
私たちのお金の悩みを心理学・脳科学で紐解き、
お金のメンタルブロックを取り除く方法を教えてくれる本です。

お金のメンタルブロックとは、
私たちの潜在意識にあるお金を遠ざけてしまう価値観のこと。

書籍内にはお金のメンタルブロックとは書かれていませんが、
イメージしやすいと思うので、
ここではお金のメンタルブロックという言葉で解説を進めていきます。

つい無駄遣いしてしまう、
なぜかお金が貯まらない、
お金がいくらあっても不安、

お金のことで人間関係のトラブルが生じるこれの問題はすべて、
お金のメンタルブロックから発生しています。

そして、書籍「マネーセンス」では、
”マネーのシナリオ”がお金のメンタルブロックを形成する要因として説明されています。

なのでこの解説でも、マネーのシナリオが鍵を握ります。

お金の悩み

それではここからは、私がこの書籍で学んだ内容を共有していきます。

みなさんにとってお金の悩みとはどのようなものでしょうか?

そしてその悩みはどうすれば解決できるでしょうか?

「もっとたくさんお金があれば」

このように考える人がほとんどでしょう。

例えば専業主婦が
「旦那の稼ぎが少ない」
と愚痴を言っている話はSNSでもたまに話題になりますよね。

それ自体はどうでもいいんですが、
”収入が増えれば悩みがなくなる”
と思っているというのがよくわかる言葉だと思います。

ですが、
マネーセンスではまず最初に、
それが間違いであると指摘します。

お金を稼いでも
宝くじなどで大金を得ても、
お金の問題は解決しません。

むしろ扱うお金が大きくなれば、
問題も大きくなる可能性もあるでしょう。

宝くじの高額当選者のほとんどは
数年以内にそのお金を使い果たし、
むしろ借金を作ってしまう人も多いんです。

お金の悩みの原因は、
私たちがいくら持っているか、
いくら稼げるのかではなく、
お金の使い方にあります。

ではここで、
お金の悩みとはどんなものがあるか考えてみましょう。

お金が貯まらない、
つまりお金をあればある分使ってしまう
これが一番多い悩みだと思います。

そういう方に向けては、
家計簿で何にお金を使っているか把握しましょう、
というアドバイスが一般的ですが、
私の経験ではそれは意味ありません。

それ以前にお金の価値観、
お金のメンタルブロックを解除しないと、
結局無駄遣いをしてしまうんです。

逆にお金を使えないという人もいます。
貯金がたくさんあるのに不安だったり、
高収入なのに病的な節約をする人です。

そしてお金のトラブル
これは周りに借金をしたり、
お金を手に入れるために嘘をついたり、
犯罪行為に手を染めたり、
お金がきっかけで人間関係に問題が生じること。

これは当人に自覚がないパターンもあります。
そんなに多くないかもしれませんが、
最も深刻な悩みですね。
ちなみに私もこのタイプの悩みでした。

お金の悩みは大きくわけてこの3つです。

そしてこれらの悩みは、
お金が増えても解決しません。

お金があれば使ってしまう人は、
お金が増えれば増えた分だけ使ってしまいます。
これはパーキンソンの法則と言われています。

お金のトラブルも、
そもそも自分の収入とは関係ありません。
むしろ資産や収入が増えれば、
そのお金を狙う人が増えるので、
トラブルに巻き込まれる可能性が高まります。

例えばお金を貸してほしいとき、
お金を持ってなさそうな人ではなく、
お金を持ってそうな人に相談しますよね。

お金を使ってしまうのも、
不安でいっぱいでお金を使えないのも、
お金のトラブルを起こしてしまうのも、
すべては潜在意識にあるお金に対する反応、
つまりお金のメンタルブロックが理由です。

そしてこのお金のメンタルブロックは、
本人の”マネーのシナリオ”によって作られている、
というのがマネーセンスの主張です。

マネーのシナリオ

マネーのシナリオとは、
人生におけるお金に関する体験のこと。

そしてそのマネーのシナリオが、
私たちの無意識下でお金の価値観・使い方を決めています。

マネーのシナリオは、
子どものころに体験したことほど強く刻み込まれます。

私たちの脳内では、
古い記憶ほどシナプス結合が多くなりますので、
あらゆる場面でフラッシュバックします。

意識的に思い出すことはなくても、
無意識下で古い記憶を呼び起こしているのです。

つまり、
子どものころの体験は今の私たちの意思決定に強い影響力を持ちます。

例えばお金を散在してしまう人は、
子供のころに両親がお金のことで揉めていたり、
貧さにコンプレックスを抱えているケースが多い。

そういう人はお金と人間関係のトラブルを結びつけてしまい、
無意識にお金を減らそうとしたり、
他人から嫌われないという心理から、
お金を使ってしまうんです。

具体例として私のマネーのシナリオをお話します。

私の場合、親がお金に関する嘘をついていました。

親戚からお年玉をもらったら貯金しておく
といって私から奪い取り、
自分の財布に入れていました。
後から聞いてもとぼけられ、
返ってくることはありませんでした。

私にはお金がないと言いながら、
自分は高いお酒を飲んでいたり贅沢三昧。

子どもだと思って適当に接していたのでしょう。

他にも、私は昔事故にあいまして、
保険会社の事務所に行ったことがあります。

そこが交通費を出してくれるらしくて、
本当は車で来たのに、
「新幹線で来た」と言って
2人分の3000円くらいをだまし取っていました。

あのときのなんともいえない違和感は今でもはっきり覚えています。

子供時代のそのようなお金に関するエピソードは、
脳の深い部分に刻み込まれ、
私たちも無意識下で同じようなお金の使い方をしてしまったり、
お金に関する嘘をついてしまったりします。

正直私も、
少しでもお金を多くもらおうと
友人や家族に嘘をついたことがあります。

違和感を覚えながらも、
自分もやってしまうんです。

私は高校も大学もお金を理由に志望校の受験を反対されました。
そこからお金がないことへのコンプレックスが生まれたと思います。

お金を理由にやりたいことが叶わなかった。
でも自分で稼げるようになるとお金で
なんでもやりたいことができてしまうので、
ちょっとでもやりたいことがあればそれにお金を使ってしまっていました。

ここまで「マネーのシナリオ」、
つまりお金に関するエピソードが無意識下で
お金の使い方を決めているという話をしました。

これまでのお金に関する経験、
特に子供時代のエピソードが、
無意識下でお金の使い方を決めています。

マネーのシナリオが、
私たちをお金の悩みで苦しめているのです。

特に私が経験したような、
お金の嘘はまじでやばくて、
お金に関して嘘をつくのが当たり前だという価値観を覚えてしまうと、
他人から信用されなくなってしまいます。

お金って誰かからの信用によって
生まれるものなので、
信用できない人がお金を稼ぐのは難しいですよね。

当然、借金などのお金のトラブルも起きやすくなります。

ではどうすれば、お金の悩みを解決できるのか。

ここからは潜在意識の奥に根付いた、
マネーのシナリオを書き換え、
自らをお金の悩みから開放するための方法をお伝えしていきます。

マネーのシナリオを書き換える


まずは、
自分の中のマネーのシナリオは何なのか、
それを知るところから始めます。

両親や他人から刷り込まれたお金の価値観を、具体的に文章にするのです。

両親から言われたお金に関する言葉はなにか。
どのようにお金を使っていたか。
親以外にも、兄弟や友達は?

自分と両親とお金、この3つがどのように関わっていたか。
過去の記憶を遡って、自分の言葉で整理してみてください。

紙に書き出すと整理しやすいです。
できあがった文章が、
あなたのお金の価値観・お金の使い方に影響を与えているものの正体です。

次に、時系列順にお金に関する出来事を整理していきます。
先程とかぶるものがあってもOKです。

紙に線を引いて、0歳から今の年齢まで、
いつどんなお金のエピソードがあったか、
時系列がわかるように書いていきます。

こうしてできあがったものが、
あなたのマネーのシナリオです。

マネーのシナリオ全体を見て、
今の自分のお金の価値観はどうなっているか、考えて思いつくままに文章化してください。

そうすると、あなたの潜在意識の奥にある、お金のメンタルブロックの正体が見えてきます。

例えば私は次のようなメンタルブロックがありました。

・お金が人間関係のトラブルを生む
→お金を貯めても意味がない
・お金のことで悩む姿=不幸
→買うか買わないか迷うよりも、買ってしまって悩みから開放されたい。

投稿者のメモより要点のみ抜粋

マネーのシナリオ、
そしてお金のメンタルブロックの正体が見えてきたら、
次はそれを書き換える作業です。

あなたの中で、理想の生活と、
そのためお金の使い方を書いてみましょう。

例えば家族とに時間を大切にしたいなら、
家族の思い出を作る旅行などには積極的にお金を使うべきですが、
自分一人で楽しむ趣味はなるべく節約する、
という考え方になると思います。

仕事を通して社会貢献することが生きがいなら、
自己成長のための投資、
例えば本やセミナーの代金は惜しまずに、
それ以外の支出を抑えるべきです。

このように、理想に向けたお金の使い方と、
矛盾するようなマネーのシナリオ、
メンタルブロックを探します。

そして今後、
お金のことを考えるたびに、
自分の理想に向けたお金の使い方をしているか、
メンタルブロックに誘導されていないかを
自問自答しましょう。

これを繰り返せば、
次第にお金のメンタルブロックが解除されます。

そしてその先は、
お金の悩みから開放され、
「幸せを引き寄せる」お金の使い方ができるようになるでしょう。

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