「早すぎる」ドラマ(朝ドラ・オードリー)と「長すぎる」ドラマ(Believe-君にかける橋-)と「すごすぎる」ドラマ(朝ドラ・虎に翼)
今日の朝ドラ「オードリー」を観て。
夜に錠島(長嶋一茂)が訪ねてきて、しばらく美月(岡本綾)と見つめ合っていたと思ったら、すぐに二人が一つの布団で仰向けで寝ている、いわゆる「事後」のシーン。
「え? 早っ!」
私の正直な感想です。しかも錠のアパートは、隣の部屋の音が聞こえるくらいのボロアパート。美月の初体験が「あんな汚い部屋で?」って、親目線で考えると切なすぎます。まあ「朝ドラってそんなもんでしょ?」って言われればそれまでですが。
今日のオードリーで一番びっくりしたのは、毎度お馴染み「尼僧の雀蓮(三林京子)」さん。配役で悩む大京映画社長の黒田(國村隼)とプロデューサーの関川(石井正則)が相談に来て、降りた託宣がこちら。
「若竹を照らすは美しき月」
若竹は錠で、美しき月は美月の事。さすが視聴者を裏切りません。しかも、関川の頬に「二階堂樹里(井元由香)」の名前が書いてある事をズバリ当てています。
「どんだけすごいの、雀蓮さん!」
思わず心の中で叫びました。
今日のオードリーを観ていて思い出したのは、昨日のドラマ「Believe-君にかける橋-」の話。オードリーが早すぎたのに対し、逆に「長すぎない?」って思いました。
狩山陸(木村拓哉)が、玲子(天海祐希)の待つ自宅に戻ってきてからが長い。しかも来週は最終回。裁判で何もかも明らかになるのかも知れませんが、最終回で全てを解決させるには無理がありそうで。
長谷川博己主演の「アンチヒーロー」だったら、もっとじっくり真相を解明してくれそうです。
まあ、そう言いながらも、毎週観ている私ですが。
朝ドラをBSで見ている私は、オードリーの再放送の後は「虎に翼」を続けてみます。今日は「さすが、滝藤賢一!」と思う15分でした。
滝藤賢一が演じる「多岐川幸四郎」が初めて登場した時は「胡散臭いキャラクター」だと思いましたが、今週は多岐川の過去が丁寧に描かれていてとても良かったです。
最後に、東京家庭裁判所の壁に、餓死で亡くなった花岡悟(岩田剛典)の描いた絵を飾ってくれたのが最高でした。
「すごすぎる!」