紹介したいnote記事「水に生きるひと」
ゆーさんの「水に生きるひと」という記事を紹介します。
「水に生きるひと」とありますが、登場するのは人ではなく「オペラというなまえの青い魚」です。
「むかし、オペラというなまえの青い魚と暮らしてた」
「暮らしてた」と言う事は、家族のような存在です。ゆーさんにとってオペラは、ペットを超えた存在だったのでしょう。
「寝ぼけ眼で青く揺らめくオペラを眺めながら、今日はどんな日にしようって思いをめぐらせた」
オペラを眺めて、今日一日の行動を考える。それほどオペラは、ゆーさんの生活に欠かせない存在だったようです。
オペラを眺めているうちに、オペラの気持ちが伝わってきたのでしょうか。オペラを野生に返してあげようと思い、湖でオペラを放してあげました。
まるで「あらいぐまラスカル」の最終回のようです。
オペラはいつか寿命が尽きて、水に溶け、雲になり、雨になって降る事でしょう。そして、ゆーさんの心の中で永遠に生き続けるに違いありません。
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