ネットを見ていたら、次のような記事がありました。
要約すると「下校時に学校のグラウンドで追いかけっこをしていた6年生の男児2人が、グラウンドゴルフ愛好会のために来ていた80代の女性とぶつかり、太ももの骨を折るけがを負わせた」と。
2019年の出来事なので、5年前の話です。この記事のコメント欄にはいろいろな意見がありました。
この記事を読んで私は率直に、「おばあさんがよく訴えたな」と思いました。
学校で子どもたちが追いかけっこするのは当たり前の風景で、普通の人であれば「もしぶつかったら危ない」と思って近づかないはずです。
「女性がグラウンドの中央を歩いていた」とありますから、おばあさんにも非があります。
一昔前であれば「子どもが走り回っているのに気をつけなかった私が悪い」と言って訴える事などしないでしょう。
おそらく、この女性の周りの人が「訴えなさいよ」と言い出したのでしょう。その動機は「お金」と言う事になるのでしょうか。コメント欄にも、次のような意見があります。
この人が言うように、子ども相手の裁判が増える時代の到来を予感させる判決です。
少子化の時代に、「若者」と「老人」を分断させるような判決になってしまった事に、一抹の不安を覚える今日この頃です。