ほっこりする漫画に癒されます(道産子ギャルはなまらめんこい)
スマートフォン向け漫画配信アプリ・少年ジャンプ+(プラス)で連載されている「道産子ギャルはなまらめんこい」は、アニメ化もされましたのでご存知の方も多いでしょう。今日の内容は「主人公の冬木美波が、恋人の四季翼に贈るバレンタインチョコを作る」と言うお話でした。
道でばったり翼のお母さんに出会った美波は、彼にどんなチョコレートを贈ったら喜んでもらえるかを尋ねます。すると「じゃあ、うちで一緒に作りましょう」と言われて、一緒に翼の家に行く事になりました。
もしかしたら、将来の義母になるかも知れない人と一緒にチョコレートを作る美波。「翼のどんなところが好きになったの?」と聞かれて、今までの思い出をいろいろと語ります。
楽しそうに語る美波の話を、嬉しそうに聞いている翼のお母さん。美波は無事にチョコレートを渡し、翼に喜んでもらう事が出来ました。今回も、とてもハートフルな内容でした。
読み進めていくうちに、私の心の中で「ある不安」が生じます。
「もしかしたら、美波が帰った後に翼のお母さんが豹変するのでは?」と。
どんでん返しの展開に慣れている私は、この漫画もそうなるのかなと不安でした。大事な息子の彼女となれば、色眼鏡で見てしまうのは昼ドラの定番。美波が帰ってから鬼の形相になるのでないか。「もしかしたらこの漫画も?」
そんな不安が的中する事はなく、物語は最後までほっこりとするお話でした。連載当初は翼をめぐって複数の彼女候補が登場しましたが、二人が付き合うようになってからは、ほのぼのモードが続いています。
少年ジャンプの漫画は「友情・努力・勝利」の三大要素が多いイメージですが、たまにこういうほっこりする漫画が連載されます。刺激的で波乱の展開も好きですが、ほのぼのと平和な日常を綴ったものが癒されます。
こういう漫画を通して「日常の小さな幸せ」を実感します。私も「日常の小さな幸せ」を伝える表現者でありたいと思っています。