菩提樹 | 思考文筆家

made in Japan.

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最近の記事

怒りの感情の行き場。

僕は非常に温厚な人だと思われていて その気性の穏やかさからか 小学生の時にはイジメにあったりもした 今まで友人や後輩や同僚にだって 怒鳴って怒った事は一度もない なんでそうなったのかは 自分でも察しがついている 僕の父親は毎晩酒を飲んでは 母親を怒鳴り散らしていた 酒癖が悪く たとえ出先でも関係ない ディズニーランドですら大声張り上げて怒鳴り 法事でも怒鳴り散らしていた 子供の癇癪持ちと同じ 自分が少しでも嫌な事は 全部に怒鳴った 物心ついた時から それが普通の日常だっ

    • 男と女

      「男は仕事、女は家庭。それで良い」 そんなことを言えば男女差別だ!なんて言われるのだろうか? では 音痴の人に歌手になれと言うか? 球技が苦手な人に球技を楽しめ!は可能か? 体力使うより頭使う方が得意な人に肉体労働で汗をかけ!と言うのは社会の為か? 要は適正の問題なのだ。 一般的に筋力なら男の方が強いし 子供に対する想い 母性は女性に備わるものだし また 男と女を比べれば女の方が長生きする様に出来ている ただ全てがそういうわけではないし 強制されているわけでもない

      • 川勝知事の発言から学ぶもの。

        ハッキリ物事を言ってくれるので尊敬していた20代♂ 水が出なくなるのは本当なので指示している70代♀ TVでやっていた川勝知事を支持する静岡県民の声 この事から分かる「人心掌握の基礎」 「何を言っているか?」よりも「どう伝えているか?」 「本当かどうか?」ではなく「本当と思わせること」である。 これが人心掌握の基礎であり、また、嫌われ者が世に憚る理由でもある。また小売や農業や物作りを馬鹿にする(自分達の方が“知性”が“高い”)と言う発言から分かるように、この方は人間

        • GTOリバイバル

          昨日、久しぶりにTVドラマをじっくり観た。 東日本大震災の際、各社同様の報道姿勢に不信感が生まれ、それからTVは全くと言っていいほど観なくなった。 また番組自体も年々つまらなくなっている様に感じていて、それは昨今TV離れと言われる現象につながっている様に思う。大体「若者のTV離れ」なんて言われるが、昔からどの時代の大人も大体若者のせいにするのが常だからただの戯言と、中年の自分は思う。そもそも現代に若者がどれぐらいの数いると思っているだろうか? そんな自分が今回観た「GT

        怒りの感情の行き場。

          価値観の不一致で悩んでいる人へ。

          極々たまに「価値観が合わなくて〇〇」なんて言う人がいるけど、そんなの合わなくて当然なのでそれを持ち出すとは誠実さがないなぁと思う。子供ならまだしも大人なら分かってて当然だからだ。 価値観を言い換えれば「自分と同じ考えと行動をしてほしい」と言う事。これはある意味で正しい。ある意味とは「集団の中」と言う事。 例えば動物の群れを見ればわかる。皆が皆、自分の好き勝手に動いていては群れになり得ない。 同様に人間社会の群れ(集団)の秩序が乱れれば、その集団自体が外部からの危険に晒さ

          価値観の不一致で悩んでいる人へ。

          お金を出すという事。

          「お金を出す」とは本来とても幸福を感じることだ。間違いない。 それを幸福と思えないのには何か問題がある。 「生」に直結する“お金を人に差し出す”という行為は、言い換えると「生」を人に差し出すに等しい。そう思えば自己犠牲の精神に近いし、助け合いの精神とも言える。 人間は本来、人に良いことをしたら幸福になる、気持ち良くなる、というメカニズムが組み込まれている。だから「お金を出す」は幸福を感じるはず。なのに幸福感が無いのは何か問題があるというわけ。 それは「騙し取られる」「

          お金を出すという事。

          他人の評価で苦しんでる人へ。

          ○○さんの好みのキレイな系統ではないですよ SNSでキラキラしてる人に憧れてると思うけど ○○が好きだと思ってた どれも実際に言われたことで、ただ不思議なのはどれも的外れという事である。 好みの系統に関して言った事も発信も行動もしていないし、キラキラしている人に憧れた事もない。むしろ真逆でキラキラ系の人を懐疑的に見ていて、それに対し否定的な事なら言ったり発信をしていた。それだけに驚いた。 なんでこういう風に思われるのか不思議に思った。ただ真っ先に思ったことは“それぐ

          他人の評価で苦しんでる人へ。

          オッペンハイマー

          本日(2024/03/29)日本公開のオッペンハイマー。 アメリカでは昨年7月に公開されていたが日本では公開のアナウンスすらなく、ようやく本日公開となった。 思うに被爆国という日本においての公開は何かしら障害があったのだろう。Twitter(現X)ですら昨年の時点で批判的意見(おそらく映画を観てもいない)が散見されたのでそう考えた方が妥当だと思う。 加えて同時公開だったバービーとオッペンハイマーを非公式に合成した“バーベンハイマー画像”が話題となり、それをバービー公式ア

          オッペンハイマー