特撮を語る第1回「人造人間キカイダー、キカイダー01」
正義〜と悪とのぉ〜青と〜赤ぁ〜🎵
怪談も良いけど特撮の事も書きたくなった!というわけで書いてみます。
今回は『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』にしよう。
初めて彼らに出会うのは私が、まだ3歳児だった頃。忘れもしません祖母が何思ったか大人向けの東映特撮の写真集を可愛い?孫にプレゼントしたのが切っ掛け。大きくなったら仮面ライダーかウルトラマンになると言い切っていた今考えると「もう少し将来は真面目に考えような?」と言ってあげたい少年がそんな写真集手に入れたらオタク街道53次に出ちまうよ笑
まあ、その写真集には仮面ライダーはなぜか乗ってなくて最初は落胆したんですわ笑 で、見て行ったらいるわいるわバロムだの変身忍者だの...その中で一際目を引いたのがキカイダーでした。特別カッコいいとか思わなくて「なんかウルトラマンの親戚みたい」という独特な感想しか持てなかったのですが日増しにキカイダーへの興味は増していくばかり。そんなある日、運命の日が来てしまった!
その日は楽しみにしていた『電脳警察サイバーコップ』が見れずにブーたれていると祖母が「お風呂屋に行くよ。帰りにビデオ屋さんでビデオ借りよう」と言い出してルンルンで尾っぽ振るう少年ウルフ笑 そして当時からシャッター商店街に唯一、一軒だけ存在したレンタルビデオ店に行き『仮面ライダー』でもと思ってみると『人造人間キカイダー』(5)のビデオパッケージが!まさかのキカイダーが目の前に!そして、よく見ると『キカイダー01』(2)の文字が!01!?実は写真集を読み込んでいなかった少年ウルフは01の存在を知らず、手にとってみてみると「え?お坊さん?」...それもそのはず。キカイダー01の頭部はまん丸だったわけです。左右非対称なキカイダーに軍配が上がり家に帰って早速視聴。
なんじゃこりゃ!?なんだ、このヒーローは!?
・主人公はギター背負ってる
・バイクに車ついてる!(サイドカーでした)
・なんか気味の悪い笛の音で主人公が苦しみ出した
・変身!じゃなくてチェンジ!?
といろいろと見たことのない展開にどハマりした少年ウルフ。当然、それを幼馴染たちにまで布教し始め、子供用の小さなギターを背負い、上下をデニムにし、チャリンコを爆走し「頼むから落ち着け」と言いたくなるほどキカイダーにどハマり。
えー、実家のご近所の皆様、あの当時は大変申し訳ごぜぇませんでした笑
しかし、ここで青天の霹靂!なんと、この巻は警察にアンドロイドだとバレたキカイダーことジローが解体されそうになるところで次回につづくで終わっていた!祖母に頼み込んでビデオ屋へ行くもののキカイダーの他の巻が見当たらない(※見当たらなかった原因は後に判明)!そして疑いの眼差しで『キカイダー01』を渋々借りることに。
『キカイダー01』は(2)しかなかった...。(1)どこいった?そして内心「01...お寺の話だったら嫌だな...」とかとことん失礼なことしか思っていなかった。まあ、あながち間違いではなかったが。そして始まるオープニング!音はロックなのに手作り感満載な仁王像の目が光っている!やっぱ寺の話なのか!?仁王像爆発...チェインジィ〜0ォ1ン!!と同時に中から01が登場!!(いま考えると絶対後ろでスタン張ってた) なんてド派手な登場だ...なんて思っているとオープニングの中にはキカイダーの姿が!ジローが出てくるんだ!などとぬか喜び。出てこなかったんですわ...笑 けどビジンダーが登場。けど造形は決して美人じゃねぇ!と思ったら変身するマリさん(志穂美悦子さん)は美人だった!この頃からショートヘアーの女性に惹かれる傾向が生まれた。
小学生になって直ぐショートヘアーのIさんに一目惚れして、結局彼女の転校で離れ離れになって以後会えないという現実という名の拷問から救ってくれたのがマリさんの姿でした笑
さらに年月は過ぎ、小学校高学年に。その頃には少し特撮熱は下がり出しており、キカイダーの存在も消えかけていたのですが突如、再燃!なんと近所の書店で秋田書店版のキカイダーの漫画の再販が置かれていたのです!キカイダーには漫画があった事をこのとき初めて少年ウルフは知ることになります!そして、さらなる特撮百景へと足を運び出してしまいます笑
ちなみに前述のキカイダーのビデオは全7巻でして、後に判明するんですがレンタルから返却されずに中学の同級生(女子)の家にありましたー!彼女のお父さんがキカイダー大好き過ぎて返却を拒否!まさかの買取をしたとのこと笑 その後、別のビデオレンタル店にて1〜7巻を一気見、さらに最終回のみを収録したビデオを網羅し、不完全ながらキカイダーの視聴に成功したわけです。
その後に産まれた甥っ子二人にも英才教育を施しまして現在に至るという感じでございます。
え?ハカイダーのこと書いてないだろ?ハカイダーは別の時に書きます笑
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