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悪性リンパ腫とは

悪性リンパについて、自分が知っている知識を書いていきたいと思います。

『がん』と言えば、何を思い浮かべますか?
肺がん、胃がん、大腸がん、乳がんなどはメジャーの部類になると思います。がん患者は年間100万人いると言われていますが、2021年で3万6800人が悪性リンパ腫ということです。

私も自分でかかる前は全く知らずでした。
悪性リンパ?白血病?
自分も最初、白血病だと思いました。白血病は、なんか不治の病というイメージありませんか?
どちらも白血球の病気です。
リンパ球に異常ができるものがリンパ腫というのです。

悪性リンパ腫はまず二つに分類されます。
ホジキリン、非ホジキリンに分かれます。
日本人の場合は90%が非ホジキリンだということです。

血液の病気ということで、三つの要素はわかりますか?
「赤血球」、「白血球」、「血小板」です。
「赤血球」は酸素を運ぶ
「白血球」は悪いものを退治する
「血小板」は出血を防ぎ、止血する役割があります。

白血球の中にリンパ球というものがあり、
このリンパ球ががん化したものが悪性リンパ腫という病気です。

リンパ球は白血球の一部で、
さらにB細胞、T細胞、NK細胞などに分類されます。
B細胞は細菌やウィルスなどの侵入してくる対抗します。
T細胞は自らが働き体を防御します。
NK細胞は生まれつき備わっている免疫細胞で細菌やウイルスなどを攻撃します。

この病気はどんな健康な人でも起こりえます。
がんといえば遺伝では?と思う人も多いと思います。当の私も、まったく無知でした。無知は無力で悪だと会社で言い続けていた自分が、病気に対しては本当に幼稚園レベルでした。

この悪性リンパ腫の治療についてお話しをします。
先ほど、リンパ球にはB細胞、T細胞、NK細胞があるとお話しました。
ほとんどの人はB細胞で、まずB細胞なら標準治療(日本の医学界で保険適用の治療のこと)がありますので安心してください。
厄介なのが、T細胞、NK細胞なのです。
そして私はこのT細胞でした。

日本の医者は、前例がないもの、学会を通ってないものをやりたがりません。要するに標準治療がありませんと言われるのです。
でも、諦めてはダメです。
私の場合も最初、先生は抗がん剤が効かなかった場合、今後日本の治療を続けていくのは厳しいとおっしゃいましたが、その時は寛解することができました。

再発したら5倍苦しいよと前から言われ、毎月大学病院に検診で通いましたが、4年後に脳腫瘍として再発しているとの診断。
私の場合、少し知恵がついたのでこの病気の再発後の予後が悪いことは知っていました。
まさか、脳に転移しているとは・・・
脳に転移するケースは症例がないとのこと。

ここから、がんとコロナの戦いが始まりました。

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