「小さな悟り」桝野俊明著

今日買って、一気読みでした。

この手の「心の持ちよう」みたいな本が好きだったり、悩んだ時よく読んでますので、そのノリで早く読めたんだと思います。

全てを肯定はでききれませんでしたが、概ね「なるほどなぁ」と感心しました。

というのも、自分はたぶん就職先がブラック企業だったのものですから、「どんな仕事でも手を抜かず、心を込めてしっかりやる」と言われても、それは「きっちりした企業に勤められた人」にしか当てはまらないんじゃないか、と思ってしまいます。

でも、この本では「絶対、無理をしない」という見出しも出てくるので、その企業から抜け出せばよかったのでしょうね。

病気になるまで頑張ってしまいました。

あとは、「SNSに書くより自分の日記をつけましょう」とありましたが、これもどうなんでしょうね。

本に書いてある通り、SNSでもある程度距離を取った使い方をすれば良いのかな?

SNSが自分のすべてではないし、ネット上の評価が全てではないですしね。

生身の体があっての物種です。

でも、病気になり、SNSとかインターネットが使えるのは、本当に自分にとっては救いです。

引きこもりまではいきませんが、予備軍に近い状態です。

体調を崩しやすく、行きたいところに行けないので、活動範囲が狭いです。

これからも程ほどに更新して、楽しんでいきたいものです。

本には至るところに、「今、目の前を生きる」というようなことが書かれています。

よく言われることですが、「不安の9割は起きない」とも書かれていました。それと、不安の中でどうにもならないものは不安がってもどうしようもないとも。

そうですよね。一日一日、一瞬一瞬、真摯に取り組んで、それでもだめだったら、それを「放棄」するしかないですよね。そうやって毎日をこなしていると、自然と「なるようになるさ」と思えるそうです。

他にもいろいろありましたが、たまに見返して、実践していこうと思います。

あ、あと「心にゆとり」を持っていると良いようですよ。心のゆとりと書きましたが、忙しくばかりしてないで、「時間を空けておく」のも良いとか。

もし、縁があって、仕事などが舞い込んできたときに余裕がないために、その仕事は断らざるを得ないでは、せっかくの「縁」も「なかった」ことになってしまうと書いてありました。

やりたいことを詰め込むタイプの自分には耳が痛いです。

はぁ…。じくじくと余裕を持ちつつ、やっていこうと思います。