【感想】音無小鳥さん『空』とアイマス21話『まるで花が咲くように』
ブログを始めようとは、数年前から考えていました。
私の今の気持ちをこうやって残してもなぁ、とか、他人に読んでもらってもなぁ、と、悩んでいたふりをして、だらだらしていたわけですが、いよいよ今回、始めることにしました。
そんなに悪いことでもないだろうし。
とはいえ、ブログとnoteってどうやら違うようですね。難易度高い。
そうか、写真も投稿できるのですね。タイトルを考えるのも難しいなこれ。皆こんな大変なことやってるのか。本当すごいや。
これ、長続きするかしら……。
いつもふわふわポワポワしており、悩みとは無縁な生活を送っているような私ですが、それでも考えることはある。
何かヒントを探して、というわけではないですが、状況に合わせ、なんとなく思い出す小説や、映像作品や音楽など、創作物に触れることがあります。
現実から妄想の世界に逃げるのはよくないのかもしれないけど、創作物を生み出すのは人であり、実際そこに、物質(データ)としても存在しています。そのクリエイターたちは、現実に生きながら感じたこと、主義主張、もしくは祈りを込めて、その作品を手掛けているのでしょう。
だから、全く現実とかけ離れてるわけではないだろうし、何故その作品にまた触れようと思ったのかという、自分の直感にヒントが隠れてるのではないか、なんて考えたりするのです。
今回触れたのは、アニメ『アイドルマスター』第21話『まるで花が咲くように』。
つらくなったとき、ぼうっとしながら音楽を聴くことがあります。
そのときよく選ぶ曲のひとつが、音無小鳥さんの『空』です。
上記アニメの話数では、エンディングで流れました。
この話では、辛くて苦しい状況を打破し、新たな決意を胸に抱いたキャラクターと、その周囲で、それぞれ別れ道を進んだ者たちが描かれます。
そして、この道を選んだことに後悔はない、幸せなのだと語る年長者(?)も。
アイドルとしてこうありたいと、ひとつの答えを見つけ、希望を言葉にする者。
今まで間違っていた、1からやり直そう、と、今までの居場所を捨てて、意思を固める者。
道を選んでここまで来た、後悔はない。そして私には夢がある。そう言って、若者たちを見つめ、歌で表現する者。
物語はまだ終わりません。また悩めるキャラクターが出てくるのかしらなんて思いながら。
ここで流れる曲『空』は、そんな人達への応援歌というよりは、どうか幸あれという祈りなのかなぁと思います。
心に素直に動くのは難しいですが、行動について根拠がなくても、あとからついてくるんじゃないかなと。
何かを選ぶということは、何かを捨てること。それはもしかしたら一種の諦めなのかもしれないけれど、悪いことではないと思うのです。
私は他人の悩み、人生における重要な選択に対して、助言や、応援ができるほど器用ではありません。
ただ、大切な人の夢が叶えばいいなと思うし、夢や希望がないというなら、いつか見つかればいいなと思う。祈ることしかできない。
そんな祈りを形にしたのが、この物語と曲でしょう。私はとても好きです。