人との距離感の詰め方~コミュニケーション能力~
こんにちは。今回は、コミュニケーションの取り方についてだ。
昨今では、「コミュ障」などという言葉が生み出されるほど、コミュニケーション能力の低下について示唆されている。
この言葉は主に若年層に向けて使われる言葉であるが、それは老若男女問わない気がする。
一昔前にはそんな言葉がなかっただけで。実は「人見知り」と同義なのではないかと考えた。
だがしかし、27年間の人生において、必ずしも「コミュ障」=「人見知り」とはならないことがわかった。
初対面の人、もしくはそれに近い人と接する時に、異様に距離の詰め方が近い人も「コミュ障」に値するのではないだろうか。
今回は、そんなコミュニケーション能力について思いを書いていく。
ではいこう。
距離感バグってるんか?
前述にも記した通り、初対面なのに距離の詰め方が近すぎる(人見知りとは真逆に思えるような)人こそが、「コミュ障」なのでは?
相手には、自分だけの踏み込んで欲しくないエリアがあるはずで
一定のラインを超える仲良さになるまでは、心を開かない部分もあるだろう。
それは一種の防衛本能でもあり、初対面の見ず知らずのやつにさらけ出すのは危険という判断からだと思う。
それをズカズカと土足のまま、玄関ドアをぶち破り、手も洗わず冷蔵庫の中のジュースをがぶ飲みし、お気に入りのソファでくつろぎ、トイレの内蓋を上げずに用を足して、壊れた玄関ドアから帰っていく。
「人見知り」の人なんかよりも、よっぽどこいつのほうがコミュニケーション能力障害に値すると思う。
というのもまぁ、自分自身にそういった経験がいくつかありまして、、、
2つの出来事を紹介する。
距離感おかしいって
私が、大学に入学して間もない頃の話
他学科と同じ授業を受けることがあるのは、大学に通ったことのある人ならわかるだろう。
その時も、他学科の入り混じる授業だった。
隣に座った初対面のやつに話しかけられた。
「どこの学科?」「建築?めっちゃしんどいんちゃうん?」「課題しんどい?」「バイト何してんの?」「休みの日何してんの?」と
矢継ぎ早に質問が飛んでくる。
最初のうちは普通のコミュニケーションの一種のような質問が飛んできていたが、次第に
「Kamikyoさ、これ知ってる?」「line交換しようや」「今度、一緒にこれ行かへん?」などと
プライベートな部分にズカズカと入り込んできた。
彼からすると、コミュニケーションであり、仲良くなるための手段なのだろうけど、コミュ障なのではないかと疑う。
相手によっては、そこまで仲良くなりたいと思っていない相手にそんなことをされると、距離を置くことに拍車がかかる。
無事に次の授業からはそいつに近づかないようにした。
相手のエリアを見極めて、適切な距離感を保ちながら仲良くなろうとしなければならない。
それを間違えてしまうと、修復するのは至難の業になる。
相手との距離感を間違えないためには
中学時代の親友がこんなことを言っていた
まさにこれに限ると思っている。
相手の警戒範囲に容易に侵入してしまわないように、引き気味で様子を見ること。
ある程度のラインがわかってきたら、押してみて、警戒範囲内に侵入を許してもらう。
先ほどのように、友達を作りたい余りに、自分のことしか考えずにガツガツいくと、警戒範囲は広がりセキュリティも強まるばかりだ。
それに加えて、この作戦のいいところは加点方式なところだ。
最初からガツガツ行ってしまうと、いいところばかりをアピールするが故に、
後からどんどんマイナスな部分に気づかれてしまい、減点される。
結果、初めは良いやつやと思ってんけどな。。。。になる。
しかし、最初は引き気味であると、
あ、こいつ、意外と面白い所あるやん。いいやつやん。になる。
交友関係を築く時は、焦らず俯瞰して進めて行くことが鍵になりそうだ。
賃貸物件の契約とコミュニケーションは、焦ってはいけませんな。