勝率8割超え【ディバイナー型ティアラメンツ】
1.はじめに
『POWER OF THE ELEMENTS』で登場し、大会で次々に結果を残している【ティアラメンツ】ですが、この中でも古衛兵アギドなどいわゆるイシズギミックと相性の良い宣告者の神巫を採用した形を使い先攻10回、後攻28回ながら通算31勝6敗2分(内1回ID)の好成績を残すことができたディバイナー型のティアラメンツについて構築の移り変わりと思ったことを書いていこうと思います。
ほとんど無料で読めるので構築の移り変わり部分だけでもお付き合いいただけましたら幸いです。
2.構築の遷移
6月25日
バルガス杯 7-0-1 優勝
ふわんだりいず 後 ○×○
ティアラメンツ 後 ○○
召喚烙印 後 ×○○
ティアラメンツ id
スプライト 後 ○○
決勝トーナメント
ティアラメンツ 先 ○○
ティアラメンツ 後 ×○○
シャドールティアラメンツ 後 ×○○
新環境最初の週、前の週はスプライトを使ったから今週はティアラメンツを試しに使ってみようと思いティアラメンツを使う。
教えてもらったデッキが強すぎたことと運が良くて優勝。
この時点で変える場所はほとんどなく弄るとしたらメインは事故要因になり過剰に感じたシャドールビーストを抜いてムドラケルドウの枚数を増やしてデッキ枚数41枚に増やすこととアーティファクトの神智を1枚減らし自分の墓地に絡むことなくエクソシスターやミラーで広く使うことのできる返し札である獣王アルファの枚数を増やすのを試そうと思いました。
7月3日
大寿杯 4-1 ベスト8
1回戦 60シャドールティアラメンツ 後 ○
2回戦 スプライト 先 ○○
3回戦 スプライト 後 ○×○
4回戦 スプライト 先 ○
トナメ
1回戦 ティアラメンツ 後 ×○×
前回調子が良かったのでメインは弄らずサイドデッキのアルファの枚数だけ試すことに。
スプライトが出してくる双穹の騎士アストラムがメイン戦ではフルール・ド・バロネスでしか突破できないためグラビティコントローラーを採用。
現世と冥界の逆転が入っていると先に墓守の罠と現世と冥界の逆転のギミックを決めることで60枚デッキ相手でもそもそもの相手ギミックが動かなくなるから相性そこまで不利ではなく戦えるのがいいと思いました。
一応勝ててはいますが増殖するGが不採用なためスプライトの先攻展開がどうしても止められずに1本目とられてしまうことが少なからずあったのでミラーマッチでも使うことのできる増殖するGの採用とそれに伴ったメインデッキ、サイドデッキの変更を考え始める。
7月23日
スルガcs 4-1 ベスト8
恐竜 後 ○○
ティアラメンツ 先 ○○
烙印ビーステッド 後 ○○
スプライト 後 ○○
決勝トーナメント
スプライト 先 ×○×
新弾が発売されクシャトラ・フェンリルやティアラメンツ・ルルカロスや深淵の獣が実装される。
悩んだ結果増殖するGと灰流うららの採用で悩み先攻で増殖するGに対して使うことができる灰流うららを継続して採用。
墓穴の指名者が先攻でしか役割を果たせず後攻時に腐ることが多いためサイドアウト。
代わりに先攻後攻両方のタイミングで発動することができる可能性がありクシャトリラ・フェンリルなどと発動できるタイミングがほとんど一緒でどちらかを無効にされたらどちらかでの捲りが期待できる相性のいい三戦の才を採用。
また、スプライトの先攻展開がユニオンキャリアーから破壊剣-ドラゴンバスターブレードを装備してくる展開に完全に切り替わったこととサイドチェンジ後の紅蓮の指名者による捲り札の実質的な除去が重く冥王結界波、サンダーボルト、ライトニングストームなど2枚持ちで返すプランが1枚のカードで崩壊することも多くなってきたことを考えクシャトリラフェンリルなど召喚権の必要ないモンスターと相性がよくメインフェイズ開始時に投げることでリソース回収をさせないラーの翼神竜-球体形をサイドデッキに採用。
またこのころにはティアラメンツが使う壱世壊=ペルレイノやスプライトが使うスプライトスマッシャーズの影響で罠カード主体のデッキが壊滅する。
そのためライトニングストームなど不採用になっています。
サイドデッキに深淵の獣を試しに採用しました。
ミラーマッチ以外で使う深淵の獣はイシズギミックで対処可能ですがミラーマッチでは基本的にイシズギミックを起動することができず展開を止められる可能性があるのでこの採用はよかったと思います。
これまで獣王アルファなど返し札で展開後を返すプランでしたが展開後を返すことに限界を感じたのと獣王アルファなどを通すための伏せカードに触るカードが破壊されることによって効果を発動できるためそもそもティアラメンツ相手にあまり強くないと感じたため不採用にしました。
セットが崩れていることから獣王アルファがあまり強く使えなさそうでかつ広く使えるカードではなくなっているので大会終わった後に抜いて再度プランを見直そうと思いました。
また、スプライト相手の1本目ディメンションアトラクターを発動され先攻後攻の入れ替わりが起きて負けてしまいました。
ディメンションアトラクターのメイン採用率はそこまで高くなかったのですが墓穴の指名者を抜くことで直撃する可能性が上がり1本目のみ先攻捲られる可能性があると思っていたので悪い意味で想定通りでした。
このことから手札誘発を無効にできる可能性があり後攻時のまくりが期待できる朱光の宣告者を引き込みやすくしたいためデッキ枚数のダイエットも必須だと考えました。
8月11日
姫cs 3-1 ベスト8
1回戦 スプライト 後 ××
2回戦 ふわんだりぃず 後 ○○
3回戦 スプライト 先 ○○
トナメ
1回戦 スプライト 後 ○○
8月13日
はっちCS 6-2-1
相剣電脳 後 ×○
ティアラメンツ 後 ○○
スプライト 後 ○○
ティアラメンツ 先 ×○○
ティアラメンツ 先 ××
ヒーロー 後 ○○
ティアラメンツ 後 ○○
ティアラメンツ 後 ○○
60深淵パンクサンダー 後 ×○×
ほぼ完成形。
サイドチェンジの関係で深淵の獣を1枚減らす。
スプライト・スプリンドによる深淵の獣ギミックなどの貫通が強く感じたためエクストラに採用。
そのためティアラメンツを落とす優先順位も変化。
途中で妨害を踏んだ場合スプライト・スプリンドが明らかに出すことができない場面以外はティアラメンツ・メイルゥの融合効果を温存するようなプレイを心がけるのがセオリーですがこれが絶対でなくデッキの残りのティアラメンツの枚数などを考えてティアラメンツ・メイルゥから効果を発動する場面もあるのでそこだけ注意が必要に思った。
灰流うらら+朱光の宣告者の6枚体制の採用によってメインの誘発を弾くカードはある程度万全に思えた。
増殖するGが入っていた時と入っていないときで明らかに拾えるゲームに差を感じたため増殖するGを採用。
灰流うららは後攻時パワーは低いが後攻でも広く使うことができる無限泡影のようなイメージで継続して採用し最終的に増殖するGと灰流うららの両方を採用するに至りました。
姫CSでは簡易融合の後攻時にスプライトの破壊剣-ドラゴンバスターブレードの影響で発動できないことが気になり一応旧神ヌトスを落とすことができて初動でティアラメンツキトカロスを墓地に落とすことによって深淵の獣をケアしながらティアラメンツルルカロスを成立させることができるおろかな重葬を試しに採用。
ミラーマッチにおけるライフコストが重いことや制約により前盤面と罠のセットを構えることができなくなってしまうことが気になりはっちCSでは簡易融合と交換となりました。
次に出るのならばサイドデッキのハーピィの羽箒をサンダーボルトに変えようと思ったのとミラーマッチにおいてティアラメンツルルカロス+ティアラメンツモンスター+深淵に潜むもの+壱世壊に奏でる哀唱などの盤面が非常に強いので永続罠の採用とミラーマッチで相手の墓地を触らずに往復6枚のカードをデッキから墓地に落とすことができる永続魔法の採用を考えました。
9月18日わよcs 3-0
ティアラメンツ 後 ×〇〇
竜剣士 後 〇〇
エルドリッチ 後 ×〇〇
9月19日 スルガcs 4-1
インフェルノイド 後 ○○
ティアラメンツ 先 ×○○
エクソシスター 後 ×○×
-
60深淵punkサンダー 先 ○○
恐竜 後 ×○○
2大会まったく同じレシピを使用。
制限改定により壱世壊 =ペルレイノやイシズギミックなどに規制が入る。
イシズギミックの規制の影響で深淵に潜むものやディメンションアトラクターを食らったときにだす妨害であるNo.41 泥睡魔獣バグースカが出しにくくなったのは厳しく感じました。
墓地に触らずに天霆號アーゼウスにたどり着きづらくなったことで流行するであろうエクソシスター相手がこれまで以上に厳しくなってるように思います。
朱光の宣告者の規制は、先攻展開デッキやミラーマッチにおいて展開への妨害、捲りが難しくなり攻守に置いて前期よりも脆くなったといえます。
また、今まで朱光の宣告者の被りでも発動できたものが制限になったことによって天使の総数が減り前期よりも朱光の宣告者が発動しにくくなったように感じたため朱光の宣告者と他の誘発をチェンジするか宣告者の神巫を引き続き採用し天使の総数を自然に増すことのできる宣告者の神巫を採用するかの2択で構築を考え制限改定の発表から1週間ほどしか時間がなく宣告者の神巫なしの先攻展開に慣れ的な意味で不安を覚えたこと、環境序盤のため広いメタカードをみることができるフルール・ド・バロネスを採用したかったため宣告者の神巫を続投。
改定によりスプライトが減ると思ったためラーの翼神竜-球体形をサイドアウトしミラーマッチや広いデッキに対して使用することができる無限泡影をサイドデッキに採用。
三戦の才の発動条件は満たしてしまうが自分の深淵の獣ギミックなどと相性が少し良くないので1対2などの割合でエフェクトヴェーラーを採用してもよかったと思います。
サイドデッキの深淵の獣ドルイドヴルムをぎりぎりまで迷った結果2枚採用しましたが深淵の獣マグナムートのサーチ先として2枚入っていたほうが都合がよく思ったことと前述の朱光の宣告者が改定により減っていることによって妨害として不十分な感じがしたのでそこを多少補えていたのがよかったと思いました。
ティアラメンツキトカロスに無限泡影を発動した後に深淵の獣ギミックで貫通しにきたティアラメンツ効果を止めると捲れることが多くそういった意味で効果無効系誘発と相性が良いと思ったのでできることなら次に大会に参加することがあれば深淵の獣の総数は5枚で続投したいと思います。
3.先攻展開で意識すること
ティアラメンツの先攻展開についてわかりにくいといわれているため意識していることを書いていきます。
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