かみはる ~紙芝居師編 第五歩~
専門学校時代、先生方がおっしゃっていた事がわかりました。
「新人がやるべきことは、元気に明るくは当たり前。お芝居も出来て当たり前。そして、どれだけコミュニケーションをとり、臨機応変に対応出来るか、そこで仕事がもらえるか、今後も続けていけるか。」
「その時の現場で一生懸命やらず、緊張してました~、は次仕事ないよ。あ、この子はつかえないからもう呼ばない。それだけ。」
現場にださせていただき、身をもって痛感したのです。
※かみはるは人見知りです※
【ウラバナシ】
この時の紗伽ちゃんは、めっちゃビックリしたそうです。
「ヤバイのきたと思ったよ~(笑)今はもうわかってるから、大丈夫だけどね~」
そして、「二度目まして」
かみはるは、実はデビューの時に、紗伽ちゃんとお会いしているのです。
しかし、究極の人見知り・根暗モンスター。
「現場の人全員に挨拶をしない」
という愚行をやってしまっていたのです・・・・・。
※絶っっっ対挨拶しないなんてやったらダメだよ!
挨拶大事!!ゼッタイして!!!※
なので、今でも紗伽ちゃんからは
「二度目ましてに初めましての対応されて、悲しかったな・・・」
て、イジられます・・・本当に・・・ごめんなさい(-_-;)
【当時の心境】
まだこの時は、障害者手帳を取得することも拒絶しており
「ただ右足が不自由なだけ。障害者じゃない」
「体調不良や足が痛い、は言い訳」
「ただ努力が足りないだけ」
と、自分自身を受け入れられていませんでした。
紙芝居口演中は、絶対に杖をつかない。
杖をついているところを絶対に見られないようにする。
を、徹底していました。
新人紙芝居師デビュー。
紙芝居師としてのこれからの道。
ここから、という時に、最悪の事が起こってしまいました。
次回は、おじいちゃんの事をかきつつ、
当時の葛藤の様子もかければ・・・
つづく!