ナチスドイツによる焚画。

1936年、ナチスドイツは国内の美術館の「退廃的」作品を没収するべく、新法を制定。主たる対象は、①ユダヤ人が描いたもの、②ユダヤ的な主題を描いたもの、③社会主義思想を扱ったもの、④表現主義・立体主義・未来派などの抽象画だった。1850年以降という限定付きで、モダンアート作品も5,000点以上が対象になった。こうして少なくとも17,000点超が押収され、特定の画商を通じて海外へ売却された。外貨獲得のためだった。売れ残った約5,000点は、1939年、ベルリンの中央消防署の中庭にうず高く積み上げられ、ナチスの暴徒たちによって焼き尽くされた。#焚画 #ナチスドイツ  #退廃美術展

いいなと思ったら応援しよう!