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私が傷つけてしまったすべてのひとへ

今日は、ゆるふわ帝国@手紙部さんのTwitter企画『手紙部』の活動にお声がけいただき、書いています。

ちょうど、自分をフルオープンにして新しい一歩を踏み出そうというタイミング。これまで、関係性が崩れてしまったりすれ違ったりして、伝えたいのに伝えられなかった想いをつづりました。

ゆるふわ帝国さん、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

<私が傷つけてしまったすべての人へ>

不快な想いをさせてしまったこと、心からごめんなさい。

当時は、自分のことしか見えていなくて、私の世界で何か問題が起こったとき、私はいつも被害者でした。自分が不用意な発言で人を傷つけてしまったときすら、『どうして私は普通の人が普通にできる気遣いができないんだろう?』とかわいそうな自分にフォーカスしていた気がします。

私が自分を被害者にしていた理由。それは現実から逃げるため。根本の原因に知らんふりするため。

きっと目の前の問題はすべて自分が原因なのに、それに気づくのが怖くて、何かのせいにして逃げ続けていました。

誰も私の辛さなんか分からない。こんな自分は嫌なのに、変わりたいのに、頑張ってもかわれない自分。苦しいのに誰にも分ってもらえない。そんな気持ちでいっぱいでした。

どうして、私が原因だと気づくのが怖かったのか?

一番の原因は、私が私のことすら信用できなかったからなのだと思います。自分を信じられないのに、自分が原因なのだと確信してしまったら、誰にも何にも救いを求められなくなるからです。

当時の私は、自分の声を拾ってあげることができませんでした。頭の中は常にモヤがかかっていて、自分の心の声は反響して「ことば」として認識できませんでした。だから、嵐の夜に投げ出された小舟のように、ただただやみくもに声をあげて助けを叫ぶしかありませんでした。

場所を変え、人間関係を広げ、ただただ救いの答えを持っている人を探し求めていた気がします。

でも、まずここが大きな間違い。まずは自分を信じてあげる努力をするべきでした。自分を信用できなければ、人のことなんて信用できるはずがないからです。

『きっと、今わたしを取り巻く人たちは、誰一人わたしのことを助けてはくれない』

当時の私は、こんな思い込みに囚われて、それを否定して引っ張り上げてくれる人を探していました。でも、まずは自分が誰かのことを全力で助けられる。自分はそんな人間なんだと身をもって感じられることが必要だったんです。

目の前の現実は自分で創り出している。自分で世界をひっくり返せると気づいてからは、フィルターをかけずに本当の問題に立ち向かうことができるようになりました。

自分で自分を大切にすること。まずは何より自分が自分の味方になってあげること。自分のことを信頼できていれば、誰かのせいにすることなく、自分で自分の行動に責任をとれるからです。

そして、大切な相手を心から想うこと。助けてくれる相手を探すのではなく、自分から助けに行くこと。私たちは、与えたものしか受け取れない、シンプルだけどとても大切な真理に気づけたからです。

「真理という灯り」と「自分の心というコンパス」を手に入れたから、嵐の中に居ても希望を捨てずに進んでいける、今はそんな確信があります。

発達障害って、発達が遅れているってこと。でも、まったく成長していないわけではない。日ごと少しずつ、ゆっくりと、育っています。

だから、あの時は理解できなかったこと、うまく伝えられなかったこと、今ならわかる。伝えられる。

直接伝えることは叶わないけど。それでも、何かの形で届くと信じて。

私が傷つけてしまったすべての人へ、ごめんなさい。そして心から、あなたの幸せを願っています。


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