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二眼のようで二眼ではないカメラ
FACEBOOKに2011年12月14日とある。
キャプションは
Voigtländer Brillant
Anastigmat Skopar 75mm f/4.5
Compur central leaf shutter
Kodak TX400
夜中の0時ぐらいに青梅街道の歩道橋に登ってシャッターを切った。
12月になぜそんなことをしていたのか。
その件についてはノーコメントだ。
おそらく正気ではない。
酷く泥酔していたのかもしれない。
失恋でもしてたのではないか。
すべては闇の中である。
フォクトレンダー
ブリラント、またはブリリアント
二眼レフのようで上のレンズは素通し。
フォーカスでレンズは一切繰り出さず、
距離指標を見て写真を撮る(つまり目測)
自動オートマットなんて機能は皆無。
赤窓で自分で確認しながら巻き上げる。
ちなみにオートマットでも古いカメラはコマ間が狂いまくってるものは多い。ある意味、最も信頼できるシステムなのかもしれない。
新宿のカメラボックスで買ったような記憶がある。
同名でかなりのバリエーションがあるのだが
持っていたものは1/500まであるコンパーシャッター
アルティザンアーティストのACAM-102をつけてたから
ストラップ用の穴もあったはず。
かなり良い個体だったようである。
この頃は、フィルムも高くなかったし、
なにより楽しくて湯水のようにシャッターを切っていた。
必要最低限でも写真は撮れるということを考えたとき、
思い出すカメラである。
なにかの下取りに新宿アルプス堂に出した。。。気がする。