PKと表情
こんにちは。名古屋で鍼灸師、パーソナルトレーナーとして活動している神谷 弘輝(かみやひろき)です。
今回は高校サッカーの話をしていこうと思います。
1月13日(月)第103回全国高校サッカー選手権決勝、前橋育英高校vs流通経済大学柏高校の試合が新国立競技場で行われました。
結果は延長線まで戦い1-1となりPK戦へ。そしてそのPK戦も10人目のキッカーまでもつれ込み、最終的には前橋育英の勝利となりました。
その試合はPK戦で決着がつくまで放送がされていました。
その中で私が感じたこととして、PKを蹴る前の選手の表情を見ていると、それなりに結果が予測できるということです。
もちろんみんなあの大舞台なので緊張はしますが、それでも蹴る前に肩の力を抜いて口周りの緊張が抜けている選手はそれなりに成功していると思います。
それに対して、肩の力が抜けず食いしばっているような表情の選手は止められている印象です。
プロはもちろんですが、高校年代のこのレベルの選手であれば、決めているところにそれなりのスピードで蹴り込むスキルは持っているはずです。
極端な言い方をすると当たり前のことをやったら外すわけがないということです。
ただそれができなくなるのが、緊張であり平常心からの逸脱です。
110分走り続けて、ギリギリの精神力の中で戦って、当たり前のことをやるというのは簡単なことではありませんが、そこをやれるとより結果はついてくるのだと今回改めて思いました。
もちろんこれを練習で100%再現することは難しいですが、当たり前をその状況でやるものなのだ。という認識はとても大切です。
私も、2024年度のチームは愛知県の準決勝でPK戦によって敗れました。日本一を見させてもらったからこそ、感じたことをまたチームに還元していこうと思います!