上天草しまさんぽ/前島エリア
日本三大松島の中に浮かぶ、天草の玄関口「前島」
上天草の前島(まえじま)は、宮城の松島、長崎の九十九島とならび、「日本三大松島」と称される天草松島の一角にあります。周囲3.8kmほどの小さな島です。
1966年に開通した天草五橋の4号橋「前島橋」のたもとに位置し、JR三角線から直結する航路の終着点で、熊本と天草を結ぶ都市間バスの停留地でもあります。チャーター船やプライベート船を係留できる桟橋も備えられ、天草諸島の水陸の玄関口としても親しまれています。
桟橋利用の申込はこちら
↓
天草の多島美を一望するビュースポット
雲仙天草国立公園の代表的なスポットとしても知られる前島からは、海底の隆起と山の沈降によって生まれた松島の多島美を一望できます。30あまりの小さな島々と平たい瀬が浮かぶ様子はまるで、ダイナミックな日本庭園のよう。前島の北側には、この見事な眺望をさまざまな角度で満喫できるリゾート施設が並びます。
島を歩けば、懐かしい。レンタサイクルもおすすめ
この島を味わいつくすなら、ランブリングやポタリングがおすすめ。島の反対側へ向かう道筋にはペットボトルの風車がくるくる回る軒先菜園や、島民たちによって手厚く祀られたお堂などが点在しています。ガマの穂が生い茂る湿地や、木漏れ日が優しい木立の道など、どこか懐かしさが漂う風景も。合津港を一望する南側には、新しいグランピング施設などもあり、さまざまな表情を楽しめる島です。