3度目の夜
どうしようもなく逃げ出したい、具体的に何からっていうのはない。そんな時ってありますよね。
かみありいはそんな真っ只中、本日3度目の無断欠勤をやってしまいました。
もうほんっと何もかも無理!!!って気分でスマホは機内モード、iPadからLINEをアンインストールし、スマホを冷蔵庫に入れて見えないようにしてようやく心の安寧が訪れてます。
13時30分出勤なのですが12時頃、上司に遅れますとLINE。
13時30分にメンタル不調により自宅で嘔吐。
15時30分、意味の無いハイテンションが訪れうちの子を連れて市役所に出向く。
17時市役所で現実逃避し終え、ファミレスへ。
18時ファミレスでもらったおもちゃを持って公園へ。
18時30分ようやく帰宅。
帰宅寸前まで家からも仕事からも逃げたい気持ちでいっぱいだったのにいざ家に帰ると今度は外に出たくない、誰にも会いたくないなんて部屋の隅で枕片手に終わってない一日を振り返る始末。
そんなことの前に職場に休む連絡をしろよって自分でも思うんですよ。
頭では分かっていても気持ちがついてこないし体も動かない。
まぁ、そんな日もあるかなあと言い訳にいいを重ね、布団も毛布も重ね、スマホは冷蔵庫にしまったまま目を閉じます。
そんな状態で目を閉じるとですねえ、私の心の中の妖怪みたいなやつが囁くんですよ。
「いっそ骨でも折ってしまえば明日も休めるし何とか無断欠勤の言い訳くらいにはなるんじゃないか?」
「むしろ入院した方が早くないか?」
「それならば置き手紙を遺して地の果てまででも行ってしまおうか」
そう、ネガティブモードなんてみんなこんなもんだと思ってますよ。
頭では理解してるのに、直接響くような心の声が辛い。
現実で実際に響く旦那の小言も辛い。
結局何も解決しないかみありいは、根性も皆無なので気合いと気力で今日を乗り切るしか無いんですね。
乗り切れる気がしない堂々巡りの21時。
助けを呼ぼうにも人に無関心すぎて話を聞いてくれる人も居ない21時10分。
きっと明日になれば「戦わないRPGなんてつまらない」なんて言ってなんだかんだ元気になってんだろうなあ、なんて期待しながら今日を早めに終わらそう。
願わくば今はこのまま部屋の隅で誰にも見つかりませんように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?