【3分アニメレビュー】平家物語
あらすじ
舞台は平安末期。学校の授業で習った人も多いであろう「平家物語」を、"びわ"という未来が見えるオリジナルキャラクターの視点から見る、絶対に変わらない未来へ向かう物語。
ポイント1 主題歌,BGM
OP主題歌を飾ったのは「マヨイガ」でおなじみの"羊文学"。「最終回のストーリーは 初めから決まっていたとしても」という歌詞が、まさに平家物語を表していた。
BGMは琵琶、琴、笛など平安時代から存在した楽器をメインにし、ピアノを加えることで昔ながらの音にしつつ壮大な音楽となっていた。そういった音楽が平家物語ならではの壮大さをより感じられた。
ポイント2 オリジナルキャラクター
オリジナルキャラクターである"びわ"は、未来が見える目をもっている。こういった設定は作品の雰囲気を壊しがちだが、その未来がどうやっても変わらない、変えられないことが、作品の良さを守りつつ更に引き立てていた。それによって平家物語のテーマのひとつである「無常」が綺麗に描かれていた。
総評
★★★★★ 5.0/5.0
私自身の中では2022年No.1アニメである。
日本の文学、音楽、現代アニメーション技術の詰まったこの作品は、日本を象徴する作品になると感じた。絵のタッチが受け付けないという人もいるかもしれないが、絵のタッチだけで決めるにはあまりに勿体ないと感じるほどに完璧に作られたアニメだった。
2022年のアニメを語る上では欠かせないこのアニメを、この記事を読んでくださったあなたの目でご覧下さい。
ホッと一息 かみくんコメント
初めてのレビューなので、見にくいところや問題あるところあればすいません…
平家物語、皆さんは授業で習いましたか?「祇園精舎の鐘の声」から始まるこの物語。見たというより見させられたという人が多そうですが、僕もその1人です…
でもね、こうやってアニメにするとものすごく面白い!!ほんとに日本の文学ってすごいんだなぁと思ったと同時に、日本のアニメーションの良さを再実感しました!
まだ見てないよ〜って方、色んな配信サイトで配信されてるので、各自サブスク入って年末に一気見しちゃいましょ!!
以上、かみくんでした〜!
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