テクノロジーと引き換えに
#もしかする未来 展に関するツイートがいくつもタイムラインに流れてきて、「きっととても良い展示なのだろうな」と羨ましく眺めています。
(わたしが一方的にフォローしている方々なので、知り合いのツイートを見るより 憧れの度合いが高いとは思う)
来場した方の感想を見て「近くに住んでたら行ってみたかったな」と思うことはあっても、
本当に行くことや そのタグを検索して全部読んでみることってなかなかない。
ですが今回はこのツイートを見て、思わず 他のツイートも漁ってしまいました。
私達はどんな「些細な楽しみ」までテクノロジーに任せるようになるんだろう。
この一文があまりにも深くて、何度も読み返しては ため息をついています。
一見無駄に見える手間や面倒を テクノロジーでなくしてしまうことが、もしかしたら人の楽しみを奪ってきたんじゃないか
と不意に突きつけられた気がします。
わたしが手仕事のものや民芸品に惹かれるのも、そこに「些細な楽しみ」が見え隠れしているからなのかもしれません。昔ながらの手仕事の風景の中に、そういう楽しみの可能性を見出して 憧れている。
「これは便利だ!」と感じて飛びついてしまう時、その便利さと引き換えに何をなくしているのか。
意識してみると面白そうです。
こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!