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わたしは弱い。けどそれでもいい。(HSP①)


そういう気質を持ってる人がいて、もしかしたらそうなんじゃないかな

感情が不安定で、わけもわからず、涙を流して、なんとなく感じている生きづらさを吐き出したわたしにそう言ってくれた人がいた。
一月後、たまたま立ち寄った書店でHSPという言葉にであった。
調べれば調べるほど、自分のことを言い当てられてるようで不思議な感覚だった。

HSPとは何か

HPSとはHighly Sensitive Personの略で、「人一倍敏感な人」のことを指す。
音、匂い、光、気温、場の空気、他人の感情、体調、自分の感情…。
なにもかも瞬時に察知して拾ってしまう人。

HSPは気質や特性と表現される。性格のように成長の過程や環境によって変化していくものではなく、また、障害や病気とも異なるものだ。
生まれつきもつ先天的な気質。

多くは「甘え」や「気にしすぎ」で片づけられてしまい、否定され続けるのが世の中の怖いところ。
ただ、自己表現が下手なわたしはよりによって自分自身で「甘えだ」「気にしすぎだ」というレッテル貼りをして生きてきた。
自分で自分の首を絞め続けていたわけだ。笑えない。
調べていくなかでも自分はHSPであるだろうと思っても、一方でそう思い込んでいるだけじゃないかと不安になる。
でも、自分がHSPであると仮定すると辻褄があってしまったのだ。
少しは信じていても罰は当たらないだろう。

タフでストイックで社交的で賑やかな人が社会から求められている中でHSPの気質はないがしろにされてしまいがちだ。
HSPはその生きづらさから、精神疾患などの病気に繋がっていくことも多い。

HSPは人間だけでなく他の動物にも存在しているらしい。
HSPの気質を持つ生き物の個体は、その敏感な察知能力で、群れの中でいち早く危険に気づくなど、種の存続に重要な役割を果たしてきたらしい。
その割合は人間も動物も20%と言われている。
つまり、HSPは社会に必要な人間であるはずだ。

なんとなく生きづらさを感じているし、不便なところもある。
それでも、この気質と自分自身と向き合ってみようかと思い始めたので、同じような悩みを持っている人に届いたら。こういう人もいるんだ思ってもらえたら。
普段は自己満足で溢れたnoteしか書きませんが、たまにこういうのも書いていこうと思います。

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