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あの扉の向こうに『少しの料理と』
あの扉の向こうには
「
今日は何を食べようかと迷う
平日の昼食は人に溢れているオフィス街
いつもの通りをいつもの様に歩くのは
きっとこの先も続くのだろう
ならば思い切って
今日は違う道を歩いてみる
見慣れない景色を過ぎていくと
小さな路地を見つける
その先には小さな看板のcafe
何かに惹かれるように入ると
珈琲のいい香りが漂う
レジ横のメニューを拝見
ケーキとクッキーと飲み物
ただそれしかないみたい
ひと安心な、お昼時に人が少ない理由
チーズケーキとチャンククッキー
そしてエスプレッソ
『少しの料理と』ひとりの時間を
ゆったり過ごす午後への準備運動
「ごちそうさま」また来ますね
心の中でつぶやいた語尾
馴染みにしていく出逢いに感謝して
」
そんな、なんでもない『少しの冒険と』お昼のひと時の物語。。