あの扉の向こうに『この始まりの頃』

あの扉の向こうには
「

じつは伝えたい事がある

大した事じゃないんだけど

ここから始まったんだ。

この物語を綴り出したきっかけは

一度壊れたボクの心と身体

大きな失恋から始まり

23の打撲、12の縫い傷。

下腹部の手術と

13の歯の喪失が起こった

3日間の意識不明の出来事。

辛い事が多すぎた

『この始まりの頃』

なんとか1年は

生きる事ができてた。

目覚めた日の事は

今でも覚えている

いろんな人にお世話になり

いろんな人に心配を掛けた。

自暴自棄になった自身の存在を

肯定してくれた人たち

新しく出逢った人たち

そして一緒に歩いてくれた人たち

感謝でしかないから。

まだ炎を消さずに歩いてる

ろうそくの長さはわからないけど

灯っている限りちゃんと返したい。

ここに居る事が出来たのは

誰一人として欠けてはいけないから

アナタたちが居てくれたから

そして２年目が始まる。

『この始まりの頃』は

きっと黒歴史だけど

その後の人生は白歴史だと

ちゃんと胸を張って自慢できる。

まだ出逢えてない

これからの人たちを含めて

月並みだけど「ありがとう」。

」

そんな気分で『あの扉の向こうに』は、2年目を迎える事ができた感謝でいっぱいの物語。。